パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

いまさらのマルタ戦感想。

2006年06月07日 21時34分13秒 | Weblog

やっぱりな、というのが正直なところ。
相手に合わせたとも言われているけれど
ドイツ戦のテンションはキープできないだろうと思ったのだが
ズバリだった。

言い換えれば、ドイツ戦はよすぎた。
あの試合は今の代表の標準的な力を大きく越えて
試合に臨めていた。
試合毎にパフォーマンスに差があるのは
本当の力になっていない所為だ。

ハイテンションでも頭は冷静に、
こんな感じで、何試合もできたならば強いだろう。
ブラジルやイタリアは毎度毎度ハイテンションなわけではない。

最初の早い時間に得点してしまったのが
気の緩みにつながったのだろう。
勝った、と自分で決めてしまうと
気持ちを元に戻すのにはなかなか難しい。

それにしても、控え組をどんどん出したのは
よいけれど(慣らすためなら)
連動させるには難しいだろう。

中田が走れ、といっても中田浩は迷っても
仕方ないだろう。

中田はパスミスか、それとも相手が走るのを
怠ったせいかは、自分はやはりパスミスと見る。

一度大黒にたてのパスを出したとき
あんなに強くなくてもよいだろう
と思ったものだ。

強いパスは必要だ。
しかし必要以上に強くすることはない。

ブラジルの選手たちはすべてが
速いパスばかりではない。

中村は合格点かもしれないけれど
いわれたことを確実にやっただけみたいに思えた。
(風邪の所為で体調を崩していたから?)

あとのサブはみんな、正直なところ
チームより自分のアピールに
必死で余裕がなかったのではないか。

しかし、どう考えてもバックアップが非力だ。
選手層というのではなく、
選手間の組み合わせの経験が少なすぎる。
(固定した仲間とやりすぎているので)

今更どうしようもなく、
またもや、時間がないに落ち着いてしまった。

ホントに代表はレベルアップしたのか?
4年後も勝ち抜けるほどに、
日本自体がアップしたのか?

こわいなー。
こうなりゃ、やけくそでいいから
いい結果が出ますように、だ。


コメント
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