パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

なぜ若者は怒らなくなったのだろう?

2007年06月29日 21時44分01秒 | Weblog
社保庁の年金トラブル、
ワーキンブプア問題、ネットカフェ難民
自分たちが直面している問題が目の前にあるというのに
若者達は、何の行動も、怒りの感情さえ見せないのは何故なんだろう?

若い人たちは視野が狭くても純粋で
直感的に何が正しくて何が間違っているのを判断でき、
おかしな事には毅然と立ち向かうと思っていたのは
若者達に対する幻想だったのだろうか?

若者達は社会的な悪には腹を立てず
ごく身近な問題、
例えば友達が返信のメールをくれなかった、とか
その程度の事にしか腹を立てないと言うか
キレてしまうようだが
本当にキレる相手が違ってやしないだろうか?

団塊の世代の連中が棒を振って行動した事は
結果的になんにもならなかったかもしれないが
そこにはエネルギーがあった
ところが今の若者には世渡りの上手さは感じても
パワー、エネルギーを感じられないのが少し不安だ。

どうやら自分もこんな風に、今の若者は、、、と
愚痴を言う年代になってきたようだ


コメント
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