パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

好ましい音、色

2008年04月07日 22時32分20秒 | Weblog
音の好みは、人それぞれというが
それでも日本人の好きな音というのは
個人のレベルを越えてありそうな気がしてならない

それは色についても同じように言えるかもしれない
日本人の好きな色はフランス人やイタリア人とは
明らかに違うようにみえる
髪の色が黒かったり、肌の色が黄色っぽかったりで
それにあう服の色は、
白髪やブロンドの髪、青い瞳、白い肌の欧米人とは
違っているし、必然的に好ましいと思う色も違ってくる

陶器の色もまた絵画の色も
よく目にする色は違っている
日本のものはくすんだ自然っぽい色なのに対し
欧米はもう少しあでやかな感じがする

それは実は、本当にみえている色が違うせいであったり
毎日接している日中の光の色が違うせいかもしれない
と素人の自分は前々から思っている

この普段見ている景色、色は
原風景として人の心に残されているので
音に対しても好き嫌いの判断の基準になりうる様な気がする

そんな風に思ったのは日本人のつくった
スピーカーやイヤホン、CDプレーヤーは
欧米のそれらの音とはかなり違うように感じられるからだ
そしてそれは個人間の好き嫌いというよりは
民族の(大げさ?)DNAの好みの差の思えて仕方ない

1年程前に購入した日本製のiPodのイヤホン
1ヶ月程前に試聴した日本製のハイエンドのCDプレーヤー
それらはレベルの違いこそあれ、総じて同じ臭いがする
メリハリがしっかりして、くっきりみたいな!

こうした日本人好みの音づくりは
もしかしたら日本語のリズム、音感に起因するかもしれない
割合とはっきり区切られて、バサバサした音は
印象として、日本製のオーディオ機器の好ましい音と
似ている様な気がするのだが、、、




コメント
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