パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

若手政治家には、せっかくのチャンスなのに

2009年03月05日 21時51分33秒 | Weblog
このタイミングで小沢氏の公設第1秘書、大久保隆規氏の逮捕は
多少?と思わせないでもないが
一番困るのは
政治家はみんな「同じ穴のムジナ」みたいな印象を
国民が持ってしまうこと

どうせ誰がやっても、とか
何も変わりっこない、みたいな気分に陥ってしまうことが心配

残念ながら政治家という種類の人たちは
たたけば埃の出る人たちのようなので
小沢氏のことについて何の驚きも感じなかった

だがこれで民主の支持が減るかどうかはどうなのだろう?

民主はいいけど小沢さんがなあ!
という人が多かったのも事実

これでスッキリ小沢さん離れが民主党内でできれば
と思うのだが
なかなか行きがかり上、と体裁と、しがらみで
どうもモタモタしそう

それにしても、自民も民主も若手は
せっかくのチャンスなのに何故大声を出して
行動しないのだろうか?

こんな時は一気に国民の支持を得てしまう
可能性がありそうに思えるのだが
みんな人の顔色ばかり見ているみたい

よそ者、若者、馬鹿者が世の中を変えると言うが
どうも若者、馬鹿者がいないようだ

人は必ずしも理性的な存在ではない
むしろ感情に左右される
小泉純一郎や東国原知事に対する熱狂は
彼ら二人の熱っぽい演説の結果で
正しいことを言ったとしても
小沢さんや安倍さん福田さんの話しっぷりでは
人は動かない
(政治家の武器は言葉であって、演説なのにこれがイマイチでは
  どうしようもない)

つまりは政治家本人の熱さがない
熱さからほとばしり出る言葉は、たとえ稚拙であっても
人も気持ちを打つと思うのに
ほんと出てこないなあ、新しい希望の持てる政治家
今は中堅若手にとってはチャンスと思うのだが
一歩踏み出せないのかな

コメント
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