パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ワールドカップ予選、勝つには勝ったが、、、

2009年03月29日 19時27分22秒 | サッカー
時間が経ってしまったが、昨日のワールドカップ
アジア最終予選 対バーレーン戦 1-0
結果オーライの試合でとりあえず勝ててよかった

これで上位2位までの確率がグンと高まったが
いざ勝ってみると気になるところばかりが目につく

まずは、相変わらず点が取れない点
不思議に思うのはテレビの解説でも言ってたが
身長の低い玉田、田中、大久保のFWに対して
いくらサイドからの攻撃が重要といっても
高いボールをあげては効果がないのではないのか

次に一番得点の確率の高い真正面からの攻撃が
相手に立ちふさがれてしまうと何もできない点
もう少し自ら仕掛けていってもいいのでは

それからシュート
枠にいかない
ヨーロッパ、南米のチームと比べてこんなに枠にいかないのは
何か決定的な違いがあるのだろうか
(練習方法とか心構えとか)
それらが個々の才能の違いと言ってしまえばそれまでだが
これだけFWが育たない歴史が続くと
(反対にオランダ、ブラジルはどうしてあれだけのFWが出てくるのだろう)
どこかが間違っているのかもしれない

それにしてもサッカーを見ていると、
どうやったらこのチームに勝てるようになるか
と、ついつい考えてしまう
マンUのスピーディで、スペクタクルなゲームを見ている時も
彼らのパフォーマンスに感心するより
どうやってこのチームに立ち向かっていったらよいか等と考えてしまう
(それはその試合においても、そして準備の為の練習も含めてだが)

この意味では昨日もどうやって攻めていったらいいのか
と考えないでもなかった
決定力がないと言われ続けている前に
日本のチームは前にいくスピードがない
アジリティーの部分で瞬間的には速いかもしれないが
全体としてバックスからのボールは
リレーでなく、いつもその場からのスタートみたいで
ブツブツして流れがない
サイド攻撃が重要だとしても攻撃をサイドに限定されてしまっているのでは
効果的ではない
そして昨日の内田のように突破できないとなると、、、

悲観的になることはないけれど
このままではワールドカップには行けても
決勝トーナメントまで行くのは難しいように思えてならない
(攻撃が硬直化していても、
 韓国の方がより可能性があるように思えるのは
 すこしばかり悔しいかな)


コメント
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