パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

これもまた現実

2009年03月14日 15時15分34秒 | Weblog
毎日の様に報道される雇用状況、景気の悪化
ホームレスの人が何万人出るのが予想されるとか
決算内容が過去最悪どころか倒産件数も馬鹿にならないとか
そんな気の滅入る話が多い中でも
現在存在している企業は何とか生きていかなくてはならず
そうした企業は一つの目安として昨年対比がある

先日訪れたオーディオショップ
この昨年対比は?
と言う質問には明確な答えは返ってこなかったけれど
最近売れているものは?
の質問には
流石に高いアンプやスピーカーの類は売れない
それは既にそのようなセットを持っている方が
顧客のせいもあるけれど、どうもためらっている様子は
感じられる
しかし、(節約に)我慢できなくなって
小さなもの、細々したものはよく出て行くとのこと
それで、どんなもの?
と尋ねると
電源タップ(?)説明によると家庭のコンセントの電流は
ノイズが多くオーディオにはいい影響を与えない
この道具を使えばアンプを変えるくらい効果がある
とのこと
店員さん自身もそれほど効果があると思っていなかったらしいけれど
試してみたら馬鹿にできず、最近はこの製品ばかり奨めているとのこと

そのせいか?ここ3週間で60セットくらい売れたそうだけれど
しかし、この製品価格はなんと17万円少しオーバー
なんと言うこと!
コンセントの口が4つ付いているだけのものが17万円

趣味の世界と言ってしまえばそれまでだが
これだけのものに平気で出費できる人たちが多くいるのも事実

単純に世の中にはいろんな人がいるのもだ
と改めて感じた次第

それにしても、そんなに変るのだろうか?
変ったとしても人間の耳はすぐに慣れてしまって
以前の状況を忘れて、またすぐに不満が湧き上がってくる
もっともそれだからこそオーディオショップが成り立っていくのだろうが

さて自分は買う時があるのかな?
正直なところ「わからない」

コメント
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