芭蕉全句を晩年の作から読んでいた
するとこんな句が目に入った
「おもしろき秋の朝寝や亭主ぶり」
おもしろき、、、
どこかで見たような気がすると思っていたが
それは土方歳三の豊玉発句集の中にあった
「おもしろき夜着の列や今朝の雪」
単に「おもしろき」の言葉が同じだけなのだが
何故だか歳三は芭蕉のこの句を知っていて
あえて使ったのではないかな!と
確信に近いものを感じてしまった
それからもう少し芭蕉の句を見ていると
「秋の夜を打ち崩したる噺かな」
という句があり
これから連想する歳三の句は
「春の夜はむつかしからぬ噺かな」
確かに内容や深さ技術は相当の差があるものの
若い土方歳三の少しばかり俳句に
夢中になった姿が目に浮かぶようだ
誰かに習ったみたいだから
やはり芭蕉のこれらの句を知った上での
引用(?)に違いないと思うのだが
それにしても後の土方歳三の運命を考えると
俳句を作っていた頃のまま生かしてあげたかった
と思えてならない
もっともそれでは土方歳三は
土方歳三でなかったかもしれないが、
するとこんな句が目に入った
「おもしろき秋の朝寝や亭主ぶり」
おもしろき、、、
どこかで見たような気がすると思っていたが
それは土方歳三の豊玉発句集の中にあった
「おもしろき夜着の列や今朝の雪」
単に「おもしろき」の言葉が同じだけなのだが
何故だか歳三は芭蕉のこの句を知っていて
あえて使ったのではないかな!と
確信に近いものを感じてしまった
それからもう少し芭蕉の句を見ていると
「秋の夜を打ち崩したる噺かな」
という句があり
これから連想する歳三の句は
「春の夜はむつかしからぬ噺かな」
確かに内容や深さ技術は相当の差があるものの
若い土方歳三の少しばかり俳句に
夢中になった姿が目に浮かぶようだ
誰かに習ったみたいだから
やはり芭蕉のこれらの句を知った上での
引用(?)に違いないと思うのだが
それにしても後の土方歳三の運命を考えると
俳句を作っていた頃のまま生かしてあげたかった
と思えてならない
もっともそれでは土方歳三は
土方歳三でなかったかもしれないが、