パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

壁を乗り越えるのを手伝う

2010年03月06日 08時40分19秒 | サッカー
天気予報の当たるのがこんなに残念に思うことは滅多にない
せっかくの今年最後の明日のサッカー大会
現時点での判断ではどうやら中止?

この年3回行われる小学生のサッカー大会
1年から6年までみんな出られ、これがあるおかげで
練習のための練習にならずにいられるのでありがたい

ところで昨年の春、宇宙人や(日本語が通じない)
ウルトラマンの(3分間しか集中出きない)1.2年生も
まだまだモンスター的なところはあるけれど
随分社会人的に(?)なってきたように見えてきた

子供の成長は大したものだ
と同時に、低学年の先生方は勉強以外にも
教えること沢山あって、我慢もしいられ
つくづく大変だ!と想像がつく

さて子供達の練習、
今まで一貫して続けてきたつもりなのが
「壁を乗り越える方法を教える」のではなく
「壁を乗り越えるのを手伝う」ということ

もちろん初歩的な事は、飽きるくらい身につくまで
繰り返し練習させる
ところがどの子も絶対と言っていいほど壁にぶつかる
しかも一人ひとりが別々のタイミングで
全然別個の箇所で

そんな時、まず考えることは
解決法を提示するのではなく
どうしたらその子が自分で解決に至ることが出来るかを考える

その子のレベル、性格にあったアドバイスをちょっとだけして
フッとできたとその子が気づくまで見守ることにしている
そしてできるようになったタイミングを逃さず
「できるようになったね」と褒めてあげる
すると子供達は自分にもその実感があるので
とても嬉しくてやる気が出きて勝手に上達していく

ここで彼らに感じ取ってもらいたいことは
「努力すれば報われる」という成功体験
そしてこの経験は何事にも応用出来るに違いない
(大人になったときには必ずしも好む結果になるようには
 報われないかもしれないが
 少なくとも子供のレベルでは努力はわかりやすく報われる)

話は元に戻って
とにかくみんなの名前と個性、特徴をおぼえること
そして個々に上達のための具体的な指示、
アドバイスができること
つまり子供達が元々持っている能力を
発掘し、気づかせ、充分開花させてあげること
それが自分のずっと続けてきた練習方法の考え方

と、こんな風に偉そうに能書きを垂れているが
じつは子供達の無邪気な、単純な姿に
日頃のストレスを忘れさせてもらっているのが事実

だから2週間も雨で練習が出きないとなると
イライラするのは子供達ではなくてコチラの方
明日は晴れて欲しいな!
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