パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

芸術の効能

2010年03月08日 22時27分54秒 | Weblog
名曲や名演奏家の言わんとするところを聴く
名画、素晴らしい彫刻を集中して見る
畢生の大作を読破する

こうした芸術作品は対峙している本人が
まさにその時に楽しいとか充実感を感じているからこそ
何度も経験しようするのだが(はまってしまうのだが)
単にその時に楽しいだけでなく
他にも効能がありはしないだろうか?

偏見なしに素晴らしい芸術作品に向かうと
作品の持っているオーラを感じることがある
このオーラらしきものを、たびたび経験するようなことがあると
そのうちに知らず知らず「本物」と「偽物」の区別が
何となくできるようになるのではないか?

たとえば目の前の人物、それが政治家であったとして
その人が掛け値なしにたいした人物か
あるいはそうでないか
の判断に「本物」、「偽物」を区別する
審美眼が働くようになりはしないか?

なまじっか言葉のほうが(一見理性のほうが)
感覚的な判断よりも騙されやすいかもしれない

もっともこれは根拠のある話ではなく
こうであったらいいな!
といった類もの

しかし、案外当たっているような気がしないでもないが、、、
コメント
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