家の作りようは夏を旨とすべし
吉田兼好の徒然草の一説
冬は寒ければ何かを着て寒さをしのげばいい
ところが夏はいかんともしがたい
だから夏用に家は作るべき
というのだが
なんという暑い毎日
家が夏用に風通しが良くても
日差しを遮る工夫をしても
暑い
ひたすら暑い!
吉田兼好の時代とすっかり気候も変わっているのだろうけど
この気候は自滅的であるのも事実
地球温暖化というのではなく
自然がなく照り返しの多い環境
エアコンの熱風、、
話は変わるけれど節電が話題になっているけれど
ここ十数年は産業用の電気消費より
家庭用の電気消費の増加率が高い
家電メーカーが競って便利な商品を作ったせいなのだけれど
それが自分の首を絞めている現実は
人間のなす事の不完全さを物語る
ほんとに人間のすることは、どこかバランスが悪い
こちらが立てばあちらが立たず
陰と陽
人はもう少し謙虚でなくては!
万物の霊長
そんなふうに思っているのは人間だけかも
もっとバランスの良い何かがあるかもしれないのに
それにしても、暑い
まだ6月なのに