パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

お上の仕事は、、、

2011年06月09日 20時21分07秒 | Weblog

最近、お上(役所)がらみの仕事をする機会が増えた

なるほど言われてはいるけれど、ビックリするようなことが後から後から出てくる

 

まずは政府の予算というものが、本当にいろんなモノに使われているということ

中小企業を守るために資金の問題のみならず、異業種とのマッチング

また人材の育成を手助けるために、その準備段階としての組織が存在する

そしてその組織は知っていればそれなりの効果はあるかも知れないが

あまり知られていない(?)

 

知られていないのは誰の責任かと言えば、知らないほうが悪い!

といった様子も垣間見られる

 

そしてこの組織や運営を説明する文章が非常に分かりにくい

日本語は漢字の国ということを改めて認識する

ひとつの単語が非常に長い、正確な表現をするために

~~の為の~~的~~  ニュアンス的にはこんな例があちこち見られる

 

正直、じっくり読めば何を意味して、確かにそう表現されれば突っ込まれないだろうな!

と思えないことはない

しかし、この文章、読む人の立場になって書かれていない

はたしてこの文章で人は正確に理解できるのだろうか?

といった検討がほとんどなされていない気がしてならない

 

そもそもそんなことをする必要はない

そんなふうに言うかもしれない

大事なのは正しいこと、間違いのないことで

理解出来ないのは読むほうが悪い

 

だがこの難解な、いやめんどくさい文章を読みこなすには

現実にはそうした文章に慣れた人が必要となる

するとここで一手間かかってしまう

 

第一、横の関係もしっかりしていないから

違うセクションの人に話を聞いても要領を得ずにモタモタするばかり

ひとつの仕事を完璧にするには、なんと多くの人が必要とされることか

 

例えば補助金を支給する事業

補助金は税金からだから使われ方を、きちんとチェックしなければいけない

ここは分かる

しかし、これこれのチェックをしますよ!

と説明の文章が周りくどく、簡潔でないし

その回りくどいことを書かれた印刷物が何種類も存在する

 

確かに効率が悪い

それは民間の発想に慣れた自分らには耐え難いものがある

 

まずやって欲しいものは、読む人の身になった文章を作って欲しい

書いてみて、果たしてこれで正確に伝わるか?

自分が突っ込まれないためではなく、多くの人が理解しやすいように書かれるべきだ

 

難しいと言うよりは面倒な文章を解読する為に多くの人を要するなら

面倒な文章をわかり易い文章に書き直す人がいて

その文章で公にされたほうがより効率がいいのではないか?

 

無誤謬性、この部分にお上はあまりにも全神経を使い過ぎ

第一、そんなこと(無誤謬性)なんてありえない

簡単に言ってしまえば必要なのは覚悟だけ

覚悟さえあれば物事は許せる範囲で進んでいく

 

それにしても、ホント効率が悪い

そしてそれをお上は誰も感じていない

 

一体どうすればいいんだか、、、

 

 

コメント
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