本を読む楽しみは、新しい知識を得ることができることと
自分の普段考えていることを上手くまとめられて
頭がスッキリしたような気持ちになれることに大別されるが
「三種の神器」戸谷学著は前者の部類に入る一冊
へー、ふーん、なるほど
そんな言葉が知らず知らず出てしまい
最後まで興味深く読むことが出来た
天皇家の習慣
古代史 古事記 各地に広がる神宮の紹介
それらがエンタメ的な色合いで最後まで続く
確かに「三種の神器」は特別な存在と実感
この本で知った神宮(元伊勢)などは一度訪れてみたいものだ
またこの関連の本を更に読んでみたい気になった
つい先ごろ読み終えた「秦氏の研究」に続いて再び秦氏関連の書籍
「伏見稲荷の暗号 秦氏の謎」関裕二著
さすがに同じ系列の本を読むと被るところがあって
その分初めて読むよりも理解が進む
本の半ばまでの秦氏の謎のあたりまでは楽しむことが出来たが
想像力旺盛な後半部分は、ちょっとどうかな?
というのが感想
それにしても、広隆寺の秦河勝像の迫力ある眼差しに対する印象は
著者の後書きにある感想と全く一緒
この人は一体どういった人だったのか?
益々疑問は大きくなっていく
宇佐八幡宮、大酒神社、白山神社、、、
今年は機会を見つけて秦氏関連の土地に行くことにしようか