パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ブルックナーと「おんな城主 直虎」(男と女の違い)

2017年05月01日 20時10分39秒 | 徒然なるままに

ただそう思ったというだけの話

ブルックナーの交響曲は絶対に女性に受けない
いや、それどころか理解されないのではないか
といった思い込みがある
最近シモーネ・ヤングの指揮した初稿による全集を聴いて
女性でもしっくりする演奏はあるものだと感じたりはするが
それでも、これは例外なのだ! 
とついつい思ってしまう

話はいきなり飛んで、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」
これは主人公だけでなく、中心となるスタッフが女性となっている
脚本・演出・音楽(作曲) などがそうだ
確か冒頭の植物絡みの映像もそうだったような気がするが、、

最近やっと面白くなってきた感じのするこの大河ドラマ
「女性がつくっているなあ、、」とついつい感じてしまう
どこかは具体的に言えないところが情けないが
ブルックナーが女性に受けないという直感と同じで
何故か男好みのつくりとは根本的に違う気がしてならない

どうも、男の面白いというか関心のある事柄と
女性の細やかな気遣いによるドラマ作りは根本的に違う
井伊直親の嫁さんの「しの」さんの嫉妬とか葛藤は分からないではないけど
男はそういったことにあまり関心はなくて、寿桂尼の計画をどうやって
切り抜けるか、、、の方に関心がある(多分)

去年の大河ドラマ「真田丸」は三谷幸喜の脚本だったが、
名人芸のような慣れた効果的な作り方と実力差がある
と言うよりは男と女の感じ方の差のような気がしてならない

ターゲットを設定するならNHK大河ドラマの視聴者は多分若い女性ではない
イケメンの男性陣を揃えても、争いごとをテーマにすると
女性はそもそもその手のことに関心はなくて積極的に見ようとしないのではないか

小学生に将来なりたい職業を聴くと
男の子は、サッカー選手・パイロット・消防士、、、
女の子は、食べ物屋さん・花屋さん・先生(保育士)
つまりあまり何も考えていない状態では、性差による好みははっきり別れる
このなんとなく根本的に差があるところが、
ドラマにもブルックナーの音楽の好みにも現れるような気がする

思わせぶりも女性のそれと、男のそれとは違う(きっと)
連想する・想像する領域とか方向性が違う

そう言えば週刊誌の広告も男のそれと女のそれとは
センセーショナルなところは同じでも内容が随分違う

しかし、お金を持っているのは(財務省は)女性というところ(家庭)が多いし
怒らせると怖いし、ドラマでは男の好みがどうのこうのいったところで
相手にされないし、男はおとなしくしてる方が、、、、
面倒くさくなくていいかな、、 

 

コメント
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