パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

小さな木のトンネルの季節

2017年05月22日 08時41分57秒 | 徒然なるままに

例年より少しだけ遅かった庭の新緑だが
今は葉っぱの色は薄緑から濃い緑に変わりつつある 
色の変化だけでなく、葉っぱも勢い良く伸びて
ちょっとした道に木陰ができるほど生い茂っている

わざわざ写真に撮るくらいだからお気に入りの状態なのだけれど
どうも同居人には御気に召していただけない
「伸びすぎるのは嫌だ!」「なにかうるさい感じ」「早く切りたい、、」、、

困るな、自分は日差しから避けて、木漏れ日の中の涼しい感覚を味わうのが好きなのに

今、ものすごく元気なのはシラカシの木、赤っぽい新芽が後から後から伸びてくる
ついでハシバミも生存競争に打ち勝つような枝の伸ばし方
エゴノキもようやく本気を出してきたようだし、
いつも元気のないカクレミノも今だけ復活しているみたい、、
木々全体が生命力みたいな勢いが感じられて、その中に佇むのは心地よい

でも、きれい好きのスッキリしたのが好きな同居人は、、、

以前、知らない間に庭師さんに頼んで、バッサバッサと刈り込まれれてしまったことがあった
その時は、本当にショックだった
せっかくここまで生きてきたのに、、伸びてきたのに、、、
そのスッキリすぎるくらい刈り込まれた姿を見るたびに落ち込んだ、、

それで、あまり刈り込みすぎないようにするため
昔からある日本庭園用の庭師さんとは別の庭師さんにこの雑木林の剪定は依頼している

成長期の今は剪定しても直ぐに伸びてしまって無駄になりそうなので
その依頼は、もう少し後になる

鬱蒼としたのが好きだと言いつつも、バランスよく剪定された後の姿を見ると
床屋さんに行った後みたいで気持ちよく感じるのも事実
何事もバランス次第!ってことかな
 

コメント
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