テレビのワイドショーではスポーツ界のパワハラとか体罰のニュースが
一斉に取り上げられている
そこで、小学生のサッカーコーチ時代のことを思い出した
自分は体罰をしたか、、、と
実は体罰は行ったことがある、、、でもそれが体罰だったかといえば、、
小学1.2年を担当していた時のことで、どんなシチュエーションだったか忘れてしまったが
多分よくあるような練習の並んでいた時、誰かが順番を飛ばしたとか、何かのかげんで手が当たってしまったとか
そんなことで喧嘩をし始めた時だった思うが、そんな場合、自分は怒る態度を示すために体罰をした
「お尻ペンペンしちゃうぞ!」と言って
そして実際に子どもたちにお尻をこちらに向けさせて、2.3回叩いた
だが衣服(パンツ)の厚みで緩和されてほとんど影響はなかっただろう
すると、それを見ていて調子づいたのが子どもたちで
「僕もお尻パンペンして」「僕もして」と次々に言い出す始末、、
確かにお尻を叩いたが、体罰だったのか、お遊びだったのか、、
こんなふうに実際のところ、自分はほとんど怒ることはなかったし、子どもたちも
あの人は怒らない人という認識は持っていたようだ
しかし、そういうタイプの人間が怒ると本当にびびったようだ
いくら怒らない人間でも、時には無性に腹がたつことがあった
(それはズルしたり、友達が困っているのに平気でいたりした時だったと思う)
そんなときは本気になって、かなりきつい口調で大きな声で叱責する
子どもたちは沈んだ重い空気を漂わせて、下を向いて聞いている
そして叱責が終わった後、次の練習に移る時もどこか気分的に乗り切れない感じで
いつもなら賑やかに推移する練習がシーンとなって続く
でも子どもたちの記憶力は、結局、一瞬だけ
そのうち元に戻って、またもや同じことの繰り返し、、
子どもたちとの思い出のもう一つは、練習に集中できないでいた時、このように大きな声をかけた
「ゴー、ヨン、サン、ニイ、イチ」
すると途中から子どもたちは声を合わせる
「サン、ニイ、イチ」
それに続く言葉は「コラーッ!」
でもこれも怒っている(怒られている)実感は彼らにはなかっただろうな
ということで、昔の楽しい思い出