パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

月のある風景(銀閣寺・金閣寺)

2018年09月25日 19時27分15秒 | 徒然なるままに

昨晩、定例の会議でいつものお宅に伺った
駐車場で車から降りるとうっすら明るい
月が雲の切れ間から覗いていた
昨日は中秋の名月
予報では雲が多くて見られないと思っていたが
気まぐれな天気は少しサービスをしてくれた

見上げながら歩き始めると、その刹那銀閣寺の向月台が頭に浮かんだ
月があの白い砂の山のようなものを照らす
光が反射しその僅かな明るさの向こうに山のシルエットが浮かぶ
それが想像の中ゆえにとても幻想的に思えてきた

もしかしたらイメージの中の光景は、実物よりも美しく感じてしまうかもしれない

昔の趣味人は向月台などという月を楽しむ方法を考え出した
その発想力にはつくづく驚くばかりだ
(趣味の良い発想はなかなか真似られない)

そしたら連想で、今度は金閣寺を照らす月の情景が思い浮かんだ
金閣はまるでスポットライトを浴びたように、そこだけが明るくなる
(本当はどうか知らないが)
あたりは静寂
時折虫の声が聞こえる、、、

イメージの中の姿は銀閣も金閣も、とても幻想的だ

無性に京都に行きたくなった



コメント
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