見えを張って理解した!とは言えない
むしろほとんど解らなかったという方が正しい
でも、昔読んだときもこのフレーズに触れたときは涙が出そうになった
リルケの「ドゥイノの悲歌」を突然読みたくなって、
あるはずの本棚を探すのが面倒で書店で購入した
第一の悲歌はなんとなく分かる感じ
でもずっと記憶に残っている第9の悲歌の部分は
今度も心揺さぶられた
本は半分ほどのページを割いて各悲歌の解説をしている
先にそれを読んでおいたほうが解りやすいかもしれないが、初めて体験する
印象の方が新鮮に感じられるので、解る解らないは別として、まずは作品に向かう
本は岩波文庫 手塚富雄訳
この本は自分には珍しく何度も読み直すかもしれない