音楽は繰り返し聴くことが多いが、本は繰り返し読むことは少ない(自分は)
最近は新しい音楽ソフトを購入することは稀(アビー・ロード50年記念は別)で
手元にあるレコードを、それも次第に固定しつつあるが、聴いている
一方、本はコンスタントに購入している
だが新しい話題の本を購入というより、そのとき読んでいた本の関連したものに手が伸びる
その手にする本は感情移入を伴わない難しそうであっり、長そうであったり、
そもそも一般受けしないジャンルであったりする
刺激は徐々に強いものを求めるようになると言われる
一日で読めてしまうような本は(時には必要だが)どうも物足りなく感じて
集中と気力と想像力を駆使しないと味わえない世界をついつい求めてしまう
でも本は何度も読まない
残るのは読んだという記憶と漠然とした印象だけ
なぜ音楽は繰り返し体験したがるのに、本は一度だけで満足した気になるのだろう
音楽を聴くほうが時間的に短くて追体験しやすいことがあるかもしれない
本を読むときのような気合が要らない気安さかもしれない
だが音楽を聴く時も気合を入れたほうが面白いとは常々思っている
でも少しばかりヤバそうなのは、読もうとする本も聴こうとする音楽も
最近の作品でないことが多い点
ベストセラー小説や最新のポップス・ラップはほとんど関心がわかず
購入するもは古典となった本や音楽ばかり
年をとると若いひとの音楽がわからなくなったり、みんな同じように聞こえる
というのは、今痛いほど実感しているところ
これは仕方ないか!