今年はホールケーキが例年になく流行っているらしい
家族で分けて、大きいのはちびっこがとって
年の近い子どもたちはそれを争って喧嘩して
泣いたり笑ったり、、そんな風景がいろんなところでもられているのだろう
クリスチャンではないがこの時期、キリストの受難の音楽を聴いた
クレンペラーの「マタイ受難曲」だ(あえてリヒターではないのを選んだ)
だが流石にこの曲は重い
気楽に聴くような曲ではない
マタイは体調も気力も気分もその気になったときしか聴いてはいけない曲だろう
(途中で聴くのをやめた)
メサイアもクリスマス・オラトリオもどうも今の気分に合わない
もっと心に静かに染み入る曲を、、、
そこで、ずっと忘れていた静謐な曲を思い出した
カッチーニのアヴェ・マリアがそれだ
カッチーニの アヴェ・マリア
シューベルトでもなく、グノーでもなく、ブルックナーの作品でもないアヴェ・マリア
カッチーニは全然知らない人だが、この曲だけで山下達郎のクリスマス・イブみたいに
シーズンが来れば歌われるのだろうか?