悪い予感は当たるもので、ロシアがウクライナに軍事侵攻した
昨日から気の滅入ることで、いくら他のことを考えようとしても
どうしてもこのことが頭の片隅に引っかかる
大国という意識を捨てきれない国は、いつもこうしたことを起こしそうだ
今回のロシア、トランプさんのアメリカ、そして中国
それはまるで個人の自己承認欲求を国が行っているかのようだ
日本には多くのロシア人がいる
そのロシア人が焦りにも似た感情でユーチューブに動画をあげている
(その多くはロシアの行動に対する反対意見と謝罪だ)
だが彼らのもとにはロシア人というだけで批判の言葉が投げつけられているようだ
彼らは甘んじて受け入れる覚悟ができているようだが
なぜ日本人がそんなに短絡的な行動を起こすのか情けなく思う
日本にいるロシア人の動画がこれだ
普段はお気楽な動画をアップしているようだが、今回は切実だ
【緊急】ウクライナ侵攻、ロシア人としてもう我慢できません。許されないことです。
ロシアとウクライナのハーフの人も途方にくれている
自分が育ったところが戦場という驚き
信じられない出来事が夢ではなく現実という恐怖
それを訴える表情だけで心が揺さぶられる
ウクライナ/ロシアハーフが伝える、ウクライナ情勢の今
この非人間的な行いには日本にいるロシア人だけでなく、ロシアにいるロシア人も
反対の声をあげているようだ
そのデモの様子のニュースがこれだ
ロシア国内でも反戦デモ 治安当局は厳しく取り締まり 1700人以上が拘束
このデモは日本の遠くにいる自分らにとっては救いのように思える
だが、ニュースにあるようにこの行為は拘束という事態に陥る可能性がある
彼らは多分、それを知っていて行っていると思う
その行動は自分の信念とか使命感とか責任感による自己判断だ
そこで自分のことを想像してみる
日本でこのような事態が起きてしまったら自分は拘束されることを覚悟で
自分が信じる行動に移せるだろうか
政府に対する反対が日本に対する否定ではないにもかかわらず
何故か安易に反日という言葉を使いたがる人々がいる
戦前には天皇機関説事件というのがあって、
天皇自身が認めていた機関としての天皇制を
「その扱いはけしからん!」と武力をバックにした大きな声で
鎮めようとした人たちがいて、結果的にそれが戦争に導いた事があった
「なぜ、戦争が止められなかったの?」
と戦争を経験していない人(子ども)は、親御さんに聞いた
「そんなことを言える雰囲気ではなかった!」
このシンプルな答えは、まさにそのとおりだった思う
今、戦前と同じようなことが起きるとしたら(起きないほうが良いに決まってるが)
今から自分はどう行動するか決めている
そしてその行為ができたたならば、自分は自分を褒めたいと思うし
そういう人間でありたいと思う