「衣食住足りて礼節を知る」
出どころは中国の「管子」らしいが、実態はそうなんだろうなと想像できる
まずは社会が最低限の生き方を確保して心に余裕を持てる社会になれば
現代社会のような言ったもん勝ちとか、目立ったもん勝ちとか
強者が弱者をいじめるようなことは少しはなくなると思う(思いたい)
こうしたちょっとしたフレーズは人がある時は痛い思いをして紡いできた言葉だ
「長期政権は腐敗する」
これはどんなにいい人でもその危険性があることを説いている
これらの実感のこもった一種の人類の知恵みたいなものを
今こそ思い出して、生活に選挙に活かしてほしいと思う
ところで日本人がよく使いそうなフレーズに「出る杭は打たれる」があるが
「出過ぎた杭は打たれない」という反対の意味合いの言葉もある
松下幸之助さんが残したものらしいが、彼の実体験を反映しているのだろうか
説得力があって素直に体に染み込む
杭に関しては、「出ない杭は腐る」というのもある
人はあまりにも従順、受動的ばかりではアカンなと先人たちは説いている