パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

ブレイクするときは一気に

2010年10月01日 21時42分08秒 | Weblog
昨日に引き続きベートーヴェンのこと
通勤の車内で第2番の交響曲を聴いた
まるっきりとは言わないがほとんど初めて聴くような感じ

ベートーヴェンにも若い時があったんだ!
そんな伸びやかな、若い時しか作れないような部分が時折垣間みれた

しかし、こうして聴いてみるとやはり「エロイカ」は画期的な
作品であった事に改めて驚愕する

2番でも並の作曲家のものではないと思うけれど
3番はまるっきり世界が違う

作曲の具体的な良し悪し、進歩は分からないが
いったいこの間に何があったんだと思わせるくらい
2番と3番の間には隔たりがある

おおらかで、全体が豊かなメロディーに溢れ
しかも統一的
この完成度の高さは9つの交響曲の中では一番なのでは?
そして自分が一番好きなのも、この「エロイカ」

ところで芸術家やスポーツ選手
(人気ではなく)実力がブレイクするときは一気に
というパターンが多く存在する

今日NHKBSでやっていた浜圭介の音楽でも同様な事が言えそう
終着駅 石狩晩夏 舟歌 悲しみ本線日本海 心凍らせて 大阪暮色
それぞれスランプはあったみたいだが
通してみれば一気にブレイクの感は否めない

人にとって、それが幸せかどうか分からないが
とにかく伸びるときは伸びる
会社も、組織も、スポーツ選手も、芸術家も

そこで自分に立ち返った時
はたして自分がブレイクしたときは、、、
(そもそもブレイクした時があったのか?)
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