パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

墓穴を掘っている立花氏

2024年12月01日 19時10分21秒 | あれこれ考えること

兵庫県知事選の余波は続いている
立花氏の当選を求めない選挙戦も変だったが
彼が斎藤さんを間接的に応援した動画の中にこんなのがあった



県民局長のPCにスキャンダラスな内容(不倫)のデータが入っていて、
彼は公用パソコンを使って仕事に関係のないことをした証拠
として県民局長のパソコン画面を写したものとして紹介している

ところが、実はこれは墓穴を掘っている
それはPCに詳しい人ならすぐに分かるし、違和感を覚える表示が
その画面にはあったからだ
普通パソコンのリスト表示には更新時が表示される
立花氏が紹介した県民局長のPCとされるものには
問題のいくつかのファイルが入っているとされるのだが
どういうわけか更新はみんな同じで3月25日 14時37分となっている
全部そうだ

これが何を意味するかといえば、これらのファイルは別のデバイスから
ペーストされた(コピーされた)ということだ
使用中のパソコンならファイルの日付それぞれは違ってくるはずだ

それともう一つおかしなことがある
それは写真のPCには拡張子が一太郎のものがあるのだが
アイコンはそのPCには一太郎がインストールされていない表示だ

つまり県民局長が一太郎で作ったのはこのPCではなく
別のPCで作ったことになるのだ

そこですでに何人かの人が指摘しているが時系列を探っていくと
公用PCが押収されたのは3月25日午前中
立花氏が県民局長の使用していたとするPCにコピーされたのは
同じ3月25日で時刻は14時37分

斎藤さんはこの仕事に関係ないファイルは
すぐ目につくところあったと口にしているから
この画面を見たと想像できる

だが、この画面のパソコン画面からは先程のことがわかって
別のデバイスからコピーされ、別のPCでファイルはつくられている

隠していた秘密を暴露したと立花氏は言っているが
そもそもやばい内容とか知られたくないとしたら
それなら尚の事、県民局長は休んでいる時に誰が使うかわからないPCで
こんなものを作るのだろうか(自分なら絶対しない)

つまりはあのパソコンが県民局長のものとするなら
彼はあれで秘密のものを作っていなかったことになる

それにしても、今度はこの秘密とするファイルの存在を
なぜ立花氏が動画にアップすることができたのだろうか
そこが問題となる

公用パソコンの中身を部外者に知らせた人物がいるということで
それこそ秘密保持違反となる
これこそが公益通報だと言い張って、法律違反ではない
と言いたがる人は少なからずいるようだが、苦しい言い訳に過ぎない

ということで、想像できることは副市長の片山氏が県民局長のUSBを
押収した後に、この写真のPCにコピーして
それを県民局長のPCの中身と言い放ったのみならず
立花氏に動画に写っている写真を渡したということになる

これらは普通に想像できること
立花氏は「蛇足」の言葉ができたエピソードそのものを
地で行っているようだ






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「やはり!」と「意外だ!」

2024年12月01日 09時16分07秒 | 徒然なるままに

なんとなく思っていることが「やはり!」となることも
その反対で「意外だ!」となることもある

「やはり!」ではスマホ、タブレット等で読んだものは頭に残りにくい
紙のほうが記憶に残るという実感
これは紙の辞書で調べたのと検索で調べたものの記憶の定着度を
ある試験で調べてみると、圧倒的に紙のほうが良かったという結果で
証明されている

反対に「意外だ!」というのには若者の読書時間だ
今の子どもは本を読む時間は少なくなっているだろう
と想像したが、豈図らんや、徐々に伸びているとのこと
どうやら小学校でよく行われている授業前の黙読タイムで
本を読むことに慣れてきたからと分析がなされている

少し前、若者の中で海外旅行に積極的に出かけるのは「日本では女の子」
と想像して、知人にもこの話をしたら同じような印象を持つと返事が来た
とりあえず「やはり!」と思ったのだが、実はこれは「日本人は」
ではないのかもしれない
というのは、新城の高校生がニューキャッスルアライアンス事業で
モンテネグロに出かけて現地の家庭に泊まり交流を深めるということがあったが
その後で今度はモンテネグロの若い子たちが新城にホームステイして
交流を深めるということがあった
この時、参加者10名の中、8人は女性、2名が男性だったとのこと

若い女の子が好奇心を持ってどこでも出かけてみる!
というのは日本だけでなく、海外でもそうなのかもしれない
だから安直に「日本ではやはり!」と決めつけるのは早計すぎるようだ
(国民性より男女差のほうが大きいのだろうか)

ところで海外旅行は男女差だけでなく、最近は以前と比べて出かけようとする意欲が
減退しているらしい(昨日のテレビ番組 池上解説でやっていた)
そこに少し不安を感じてしまう(なんだか覇気がないみたいで)

それにしても、いろんな面で思い込みによる独断を自ら修正するのは
なかなか難しいようだ(さて、いろんな面と想像したものは何か?)





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