パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

翻訳アプリを使って話してみた

2023年09月14日 09時23分26秒 | 子どもたちのこと

9月から近所の子どもたちと登校することになった
ブラジル人を両親にもつ二年生の男の子
日本語はまるっきりできないようだ
2年生ならそのうちなんとかなる、、と思われるが
きっと緊張して学校に向かっていると思われる

そこで、今週の月曜日の登校時にスマホの翻訳アプリを使って会話を試みた
まずは「おはようございます」から
ポルトガル語では「bom dia」だが、音声を聞いても発音がうまくできない
それでも真似て言ってみると通じたようだし、心持ちホッとした表情が見える
(少なくとも関心を持ってもらえたことは安心に繋がったかな?)

次に「あなたの名前はなんですか?」「Qual é o seu nome?」
流石にこれは発音できないので、スマホの音声をそのまま聞かせた
すると「僕の名前は〇〇」と答えてくれた
ところが耳が〇〇を聞き取れない

校門で校長先生に聞いてみると、この子の名前は「ルイーズ」らしい
そこで今朝は、「bom dia ルイーズ君」と言ってみると
「おはようございます」と応じてくれた

それを聞いて「なんて名前?」
と一緒に登校する小3の女の子が聞いてくる
「ルイーズ君だよ」
彼女はまだ照れくさいのか、その後アクションはなし

多くの日本人に囲まれて、分からない言葉が飛び交う学校は
彼にとって緊張感を要するところだろう

2.3年ほど前に、外国をルーツに持つ子どもたちの日本語教育のために
新城市に「プレ教育」というシステムを採用するようにお願いしてみた
日本語に不自由な子どもたちは授業時間に特別に抜け出して
日本語の勉強をほとんど個人レッスン的に学ぶ制度で
抜け出した授業は休んではいない、、との扱いになる

このシステムは現在採用されており、新城小学校と千郷小学校に
プレ教育用の教師を各一人置いて対応している
ルイーズくんはその2校ではない小学校だが、校長先生に伺うと
専門の先生がその時はこちらの小学校に来てくれるとのこと

登校時にはもう少し彼とおしゃべりしたいが
残念ながら今はまだできないでいる

「仲良くやっていこうね」「Vamos lá a isto.」
次の登校時にはこれを言ってみよう(スマホの音声を借りて)

彼には小学校は楽しいと思ってもらいたいし
近所の子どもたちには、いろんな立場の人がいることを知って
それに慣れてほしいと思う


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