パンセ(みたいなものを目指して)

好きなものはモーツァルト、ブルックナーとポール・マッカートニー、ヘッセ、サッカー。あとは面倒くさいことを考えること

自由なサッカーは、若いうちにしておかないと!

2006年06月25日 17時29分35秒 | Weblog
ジーコ監督は、選手自身が考えるサッカー、
自分たちが試合の中で臨機応変に対応する力を
しっかり身に付けさせようとした

川渕キャプテンの言葉だ。
ジーコ流は他にも
自由でクリエイティブなサッカーを目指しているなどと
言われたりしたが
考えてみるとそんなのはあたりまえの話だ。

問題は、そんな風に言わなければならない現状だ。

つまり、若い年代の教育方針だ。

勝ち負けに熱中しすぎて
将来伸びるように
指導しているところが少なすぎる

今回の大会でドリブルの威力とか必要性が 
わかっただろうが
多分、育成の段階での指導では無理なドリブル突破は
否定され続けるだろう
高校サッカーはしかり
それが少年サッカーにおいてもだろう

だがピッチャーで4番という連中が
結局プロに行くように
ドリブルで一人で何でもやってしまう人間を、
そのような人材がいたら
育てなければならないのじゃないかな

まして、うまくなる時期に
想像力豊かな自分の好きなプレイを
させてあげないといけないのじゃないかな
多少の失敗は我慢して
「もっとうまくなって、自分の好きなプレイが
実際に役立つように頑張れ!」
と応援しながら!

ヨーロッパや南米、アフリカの選手は
ボールをを持てば自分で何かをやりたがってしまう
ところが日本は、さて何をどうやって攻めようか
考えてしまう
ここの差は大きい
教えられてサッカーをするのではなく
自発的にサッカーをしていく

日本は若い世代は強くても(U13とか)
上にになると世界に通用しなくなるのは
若い世代であまりにも完成しすぎた
若さのないサッカーを覚えてしまうからではないのか
(小、中学でもこの傾向は見られるが)

若い時期は自分のアッピールの場と
各個人の能力のアップを最優先に
すべきじゃないのかな

でも、なかなかこれに賛同してくれる人は
少なく、残念だ。

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