緩徐楽章の作曲家と言えばブルックーが頭に浮かぶが
ベートヴェンのそれも捨てがたい
誰かが「考えるアダージョ」と口にしたことがあったらしい
彼の若いときの作品ヴァイオリン・ソナタ第二番の第2楽章は
おそらく初めて聴いても心が動かされると思う
ベートーヴェン ヴァイオリンソナタ 第2番~第2楽章
モーツァルトにも印象的な楽章のあるヴァイオリン・ソナタK304がある
【涙が止まらないほど泣けるMozart】Violin SONATA K.304 第2楽章(終楽章)
どちらが良い!といった比較は無駄なこと
個性の違いとか、方向性の違いでどっちも良い
この2つの曲を聴いて、ついビートルズのジョン・レノンとポール・マッカートニー
のことを少し考えてしまった
それは上記の作曲家の個性の違いは、ジョン・レノンとポール・マッカートニー
との違いに似ているのではないかということ
試しにジョン・レノンとポール・マッカートニーの同ジャンルの音楽をアップすると
こんなふうに違う
ジョン・レノンの「ガール」
Girl (Remastered 2009)
ポール・マッカートニーの「Junk」
今は「教養としてのビートルズ」という言葉があるそうだ
ビートルズはベートーヴェンとモーツァルトが同時いたような
グループだったとの印象を持ってしまう