涼しい音楽(音)は何か?
との問が以前あった
直ぐに思いついたのはシベリウスの「トゥオネラの白鳥」だった
トゥオネラの白鳥 シベリウス
寒々とした雰囲気を自分は感じるのだが、それは一般化できるのだろうか
先日取り上げたショスタコーヴィチの五番の交響曲の第1楽章の中間部分(5分くらいのところ)
第一主題が静かに奏される部分はなんだか雪が深々と積もる感じで
聴くたびにひんやりとした気分になれる
やはり寒い国の人の音楽はひんやりした和音感があるような気がする
そんなことをぼんやりと思っっていたら、風鈴の音について連想がつながってしまった
風鈴はガラス製よりも南部鉄器のそれのほうが音が消えるまでが長く涼しい感じがする
ガラス製はチリンチリン
南部鉄製はチリーン、チリーン
こんな感じで、色とか見た目はガラス製だが音は後者のほうが好きだ
暑い夏の夜はリムスキー・コルサコフの「シエラザード」もなんとなく良い
Rimsky Korsakov 「Sheherazade, Op.35」 II. The Kalendar Prince
アラビアンナイト(千夜一夜物語り)は一時期、途中まで読んだことがあったが
物語性に富んでいてなんだか面白かった
ということで、暑い夏を乗り切る方法をいろいろ探す毎日