録画しておいたNHKクラシック音楽館の前回分を見た
プログラムはヴァーグナーの「ウェーゼンドンクの5つの詩」
ブルックナーの交響曲第2番ハ短調だ
この2つとも好きな曲で、ウェーゼンドンクの5つの詩」は
3曲目はトリスタンとイゾルデの第3幕の前奏曲
5曲目は第二幕の愛の二重奏曲の習作みたいなもので
こちらもなかなか良い
ブルックナーの2番は世間評価は大したことはないが
自分はずっと注目している大好きな曲でCDで違う演奏を幾つか持っている
この日の指揮者ファビオ・ルイージさんも2番の第三楽章(初稿版)は
8番のアダージョに通じるとして、この曲はもっと評価されていい
と言い切っていた(やっと自分の評価と同じ人を知った)
録画を見てるうちに、不意に世の中にある交響曲の番号ごとの
ランク付けをしたらどうなるかと思いついた
そこで早速やってみると
一番は
◎マーラーの一番「巨人」(まさに一番という可能性に富んだ曲)
○シベリウスの一番
▲ブラームスの一番(少し大げさで重すぎる)
△ブルックナーの一番
2番は
◎ブルックナーの2番(好きなものはしょうがない)
○シベリウスの2番(盛り上がりが効果的)
▲ブラームスの2番
△マーラーの2番(復活のあだ名は良いのだが、、いまいち好きとは言えない)
3番は
◎ベートヴェンのエロイカ(圧倒的にこれ)
○メンデルスゾーンのスコットランド(軽量級だが心地よい)
△マーラーの3番
4番は
◎ブラームスの4番(ブラームスの中ではこれが一番好き)
○ブルックナーのロマンティック
△チャイコフスキーの4番(世間的にはそうなんだろうが、、)
5番は
◎マーラーの5番(最初の2つの楽章が好き)
◎ショスタコーヴィッチの5番(まとまりはマーラー以上と思う)
○ベートーヴェンの運命
チャイコフスキーは苦手なのでどうしても選から漏れる
6番は
◎ベートーヴェンの田園でいいかな
△ブルックナーの6番(アダージョ楽章)
悲愴が外れるのはチャイコフスキーが苦手なので
7番は
◎ベートーヴェンの7番
○ブルックナーの7番(最初の2つの楽章が良い)
8番は
◎ブルックナーの8番(何が何でもこれ!)
△シューベルトの未完成(最近は数字が7らしいが)
ショスタコーヴィッチのも良いかも
9番は
◎ベートヴェンの合唱
○ブルックナーの9番
△シューベルトのグレイト
△マーラーの9番
交響曲を9つも作曲している人は少ないので、どうしても偏ってしまう
結局、ベートヴェン、ブルックナー、マーラーから選ぶことになるが
ベートーヴェンは別格として、ブルックナーを好きなのを改めて認識した
それにしてもブルックナーの2番
生で聴くことができると良いのだが、、