気の滅入る話が続くが、今日は無理にでも別の話題を!
他人の知らないことを自分だけが知っているというのは、どこか誇らしい
ジャーナリストの世界がそれだが、それほど大げさなことではなくても
子どもの世界でも、ちょっと物知りは内心優越感があると思う
他人の知らないことを知っている喜び
それが結果的に勉強のきっかけになるかもしれないと思い
毎週水曜日のブラジルにいる子ども(お姉ちゃん13歳)との日本語の勉強の間に
面白そうなネタを探して話をしている
今日は「京都弁」を紹介した
彼ら(お姉ちゃんと弟)が日本で暮らしていたのは東三河で
耳にした言葉は「じゃんだらりん」の三河弁
「聞いたことがある」と彼女は言う
「日本には方言があってね、京都はこう言うんだよ」
「おこしやす」「おおきに」「かんにんしとくれやす」「よろしおすな」
「おきばりやす」「ごきげんいかがどすか」
ネットに載ってる言葉を紹介する
「むずかしい、、」
でも何となくおっとりした感覚は持ったようだ
「面白い!」(画面の顔が輝く)
「これを使える様になると良いね。女の子らしくて。
でも、使ったらびっくりするだろうね」
他人の知らないことを知る
以前はスフィンクスが発したというなぞなぞ
「朝は4本足、昼は2本足。夜は3本足、これなんだ?」
を教えてあげた(答えは人間)
日本語の勉強だけでなく、変なことを覚えられるから毎週水曜日は
(向こうは火曜日)飽きずに続けられているかもしれない(と勝手に思う)
こちらも表情等に反応があると嬉しくなる
結局のところ人は何に興味を持って、何に夢中になるかわからない
夢中になれるものを探す手伝いをできれば、それで良いのではないか
(日本語でなくても)
今はそんなふうにも思う
ということで、気の滅入る日が続く中、
ほっこりする時間が今朝はあったということ
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