どうでもいい話!
それほど音楽(演奏)に好き嫌いがある方ではないが(?)
不思議と最後まで聴けないクラシック音楽の演奏(CD・レコード)がある
相性が悪いということになるのだろうけれど、
筆頭は自分と割合似たような思いを持つことの多い人であるアーノンクール
個性的なんだけどゴツゴツしてて(自分は)楽しめない
世間評価は高いけれど、、
次はマレイ・ペライア
昔、通勤時間にしばしばNHKのFMでモーツアルトのピアノ音楽を聞くことがあった
多くは途中から聞く事になって演奏者が誰かわからない状態で
耳を傾けるのだが、「何か嫌だな」とか「この音色は好きじゃない」
と感じて、その曲が終わって紹介された演奏者がマレイ・ペライアだった
これが偶然の一回だけのことかとかといえば、どうもそうではなくて
何度も同じように感じたりする
マレイ・ペライアはモーツアルトの演奏で当時評価されていたけど
どうも相性が良くない
相性が良くないピアニストはアシュケナージ
たっぷりと響く音で、それなりにきれいそうな音なんだが
どうも気持ちがフィットしない
生で聞いたこともあったが、ピアノと対話するよりもピアノを壊すような
感じの印象が記憶に残っている
この人の演奏もFMで途中から聞いていると、何か合わない、、
と思うことがたびたびだ
何か昔の演奏家ばかりだが、最近CDの購入はほとんどしていないからで
録音された音楽を楽しむ手段としてはレコードばかりを聴いているからだ
CDの実験室で録音されたような一見スッキリした音も、何か不自然に思えて
ズシンと響くレコードの音のほうが好ましくなっている
当然今はレコードで発売される新譜はなくて、
(ベルリン・フィル、ラトルの指揮でブラームスのレコードが出た(出る)ようだが
価格が高すぎて手がでない)
古いものばかりとなる
古いものついでにもう一人相性が良くないのが、日本ではそれなりの評価のカール・ベーム
どうもこの人とは合わない
一番最初に手にしたブラームスの一番のレコードも合わなくて(合わないのが演奏か曲かわからないが)
同級生に譲ってしまった
その後、モーツアルトの「ドン・ジョバンニ」のレコードもすすんで聴けないでいるし
ポリーニとのモーツアルトの協奏曲(19番・23番)もずっと棚に収納されているだけの状態
ベートーヴェンの序曲集のレコードも楽しめないでいて、
ここまで来ると、相性が良くないと確信せざるを得ない
上記三人は時々偏見を直そうと最後まで聴くようにトライするが
我慢できなくなって止めてしまうことが多い
しかし、なんで合わないのか?と考えるとそれがよくわからない
(もっとも真剣に考えたことなどないけれど)
とにかく世の中にはそういう存在があるということだけは実感する
ところで合わない人ばかり挙げたが、日本の評価は低いかもしれないが
自分が意外と相性がいいと感じるのが
指揮者ではハイティンク(この人のブルックナーの8番 コンセルトヘボウは最高だ)
ピアニストはクラウディオ・アラウ(懐の深い人間性に満ちた音が好きだな)
それにしても、音色の好き嫌いとか、演奏の好き嫌いのあること、不思議だ
なぜ最後まで我慢できないのだろう?