ハンドワーククラブにて。
今頃の季節はみんなの体調や気分が低下しやすい時。
寒さがどんと厳しくなって、日照時間もまだ短く、自律神経も不調をきたしやすい。
花粉症や黄砂など飛んでくるし、いろいろな生活の変化も訪れる。
いつもより早く着いて準備を済ませたんだけど、人がなかなか来ない。
それでもすることはたくさんあるので一つ一つこなして人を待つ。
お目当ての「編みもの男子」登場。目数の計算をちゃんとしてなかったので、一緒にちゃんと出してから編み進めないと。そして編んで来たものを次の段階に進められるように、手筈を整える。
首から丸くあんで、脇まで来たらちょっと後ろ身頃を編んでそして脇を増し目してそしたら胴体をぐるぐるひたすら編みだけ。って所までたどり着く。
あとは一週間彼に任せたらどんどん編むはず。
って思ったらいきなりメリヤスを裏編みで編んでました。「えっ?!!」って気付いたことを言う。
周りから「ほ・ど・け!ほ・ど・け!」コールが。(彼は解くのを苦に思わないので解くのが恒例になっている…。)
そして私が「これ、模様やん!これで自分で良いと思ったらそのまま進んでも何の問題もないよ!却って素敵になってるって。」って言ったので彼は考える。それで「それやったらこのまま編むわ。」って事になりました。
まったく問題ないです!プレーンすぎてなんだかおもしろくないと思ってたところ。自分でここらへんで良い!って思うところまでこのまま編んで、それから表編みに返ってって言っておく。
彼はものすごく堅く編む人です。良くここの人にあるこの癖。私だったら編み目を横にずらすことすら難しいくらい堅く編みます。
織りの時に経糸を張るときも同じような事がありました。とってもきつく経糸を張るのでベニヤ板がしなってしまうほど。その上横糸を通したらさらに経糸の張りがきつくなるのですごくしんどい織りの作業になるんです。
編むのもそう、「こんなにきつくて肩凝らへんの?」って聞いても「大丈夫」って言うだけ。
それでこの糸なら8~10号が適当と書いてある所を12号で編んでいます。ちょうど良い。
そして彼に続く「編みもの男子」二人には新しい兵器を。
ハマナカのアンデミルミルHi です。手芸屋さんに注文して取り寄せて貰いました。
これがうまく出来ていて、かぎ針や棒針で難しい人にもずんずんどんどん編み進められます。その上輪編みや平編み両方が出来る。編地も指編みほど荒くなく、使用に適する編地が出来るようです(まだ途中)。
私が作り始めたのを引き継いで作る彼。2本どりでちょっとやりにくい。次回1本に返るかも。
細い釘を使った道具で頑張ってくれていた彼、これに変えて貰いました。そしたらとっても彼に合ったみたいでどんどんぐんぐん編地が伸びる~。まるでニッティングマシーンに生まれ変わったような彼。編み地がめっちゃきれい!初めての編み物でこんなきれいな編地が出来るなんてすごい、アンデミルミル!!
パーツを繋ぎ合わせる事で編地の幅も自在に調節できます。これから活躍するね!嬉しい。
彼ら編み物男子がひたすら編んでいるのを何人もの人たちが微笑んで見て行く。編み物に集中する男子からはキラキラオーラが出ているのだろうか?みんなかっこいいと声を揃えて言うのだ。この景色がとっても良いのだと。編み物は偉大なり!
もちろんフェルトの大作に挑戦する人も、立体の込み入った作品に挑戦する人もいます。
縫い物女子も健在。可愛い小さな子のエプロンを手縫いしています。
こうやって手仕事に励みながらお茶を飲んでお菓子もつまんで、楽しい時が過ぎる。一日はあっという間です。
ずっとそばで見ていた彼が、終わってから「来週から小さなものからやって行こうと思います。」と意思表明。
かれは「いろいろあった」彼でそのために片手が動きにくいのだそうだ。そのリハビリのためにも良いと考えているらしい。
その不都合の原因や今の症状などを聴いて考える。お医者さんも「出来るだけ動かしなさい」と言っているらしい。それだったら私の出番だ。昨年半年間、奈良たんぽぽで過ごした経験がここでとても輝く!私はもっともっと体が動かない人たちとたくさんの作品作りをした。そのことと照らし合わせたらこの課題はとても意味のある事だとわかる。そして去年のたんぽぽ前の自分よりもっと理解して取り組める。やってみるもんだな、なんでも。彼の眼の輝きを観ながらそう思った。一緒にやって行きましょう!
いつも新しい取り組みが私を待っている。それが私の栄養と力になる。すばらしい仕事だな。
来週が楽しみ!
今頃の季節はみんなの体調や気分が低下しやすい時。
寒さがどんと厳しくなって、日照時間もまだ短く、自律神経も不調をきたしやすい。
花粉症や黄砂など飛んでくるし、いろいろな生活の変化も訪れる。
いつもより早く着いて準備を済ませたんだけど、人がなかなか来ない。
それでもすることはたくさんあるので一つ一つこなして人を待つ。
お目当ての「編みもの男子」登場。目数の計算をちゃんとしてなかったので、一緒にちゃんと出してから編み進めないと。そして編んで来たものを次の段階に進められるように、手筈を整える。
首から丸くあんで、脇まで来たらちょっと後ろ身頃を編んでそして脇を増し目してそしたら胴体をぐるぐるひたすら編みだけ。って所までたどり着く。
あとは一週間彼に任せたらどんどん編むはず。
って思ったらいきなりメリヤスを裏編みで編んでました。「えっ?!!」って気付いたことを言う。
周りから「ほ・ど・け!ほ・ど・け!」コールが。(彼は解くのを苦に思わないので解くのが恒例になっている…。)
そして私が「これ、模様やん!これで自分で良いと思ったらそのまま進んでも何の問題もないよ!却って素敵になってるって。」って言ったので彼は考える。それで「それやったらこのまま編むわ。」って事になりました。
まったく問題ないです!プレーンすぎてなんだかおもしろくないと思ってたところ。自分でここらへんで良い!って思うところまでこのまま編んで、それから表編みに返ってって言っておく。
彼はものすごく堅く編む人です。良くここの人にあるこの癖。私だったら編み目を横にずらすことすら難しいくらい堅く編みます。
織りの時に経糸を張るときも同じような事がありました。とってもきつく経糸を張るのでベニヤ板がしなってしまうほど。その上横糸を通したらさらに経糸の張りがきつくなるのですごくしんどい織りの作業になるんです。
編むのもそう、「こんなにきつくて肩凝らへんの?」って聞いても「大丈夫」って言うだけ。
それでこの糸なら8~10号が適当と書いてある所を12号で編んでいます。ちょうど良い。
そして彼に続く「編みもの男子」二人には新しい兵器を。
ハマナカのアンデミルミルHi です。手芸屋さんに注文して取り寄せて貰いました。
これがうまく出来ていて、かぎ針や棒針で難しい人にもずんずんどんどん編み進められます。その上輪編みや平編み両方が出来る。編地も指編みほど荒くなく、使用に適する編地が出来るようです(まだ途中)。
私が作り始めたのを引き継いで作る彼。2本どりでちょっとやりにくい。次回1本に返るかも。
細い釘を使った道具で頑張ってくれていた彼、これに変えて貰いました。そしたらとっても彼に合ったみたいでどんどんぐんぐん編地が伸びる~。まるでニッティングマシーンに生まれ変わったような彼。編み地がめっちゃきれい!初めての編み物でこんなきれいな編地が出来るなんてすごい、アンデミルミル!!
パーツを繋ぎ合わせる事で編地の幅も自在に調節できます。これから活躍するね!嬉しい。
彼ら編み物男子がひたすら編んでいるのを何人もの人たちが微笑んで見て行く。編み物に集中する男子からはキラキラオーラが出ているのだろうか?みんなかっこいいと声を揃えて言うのだ。この景色がとっても良いのだと。編み物は偉大なり!
もちろんフェルトの大作に挑戦する人も、立体の込み入った作品に挑戦する人もいます。
縫い物女子も健在。可愛い小さな子のエプロンを手縫いしています。
こうやって手仕事に励みながらお茶を飲んでお菓子もつまんで、楽しい時が過ぎる。一日はあっという間です。
ずっとそばで見ていた彼が、終わってから「来週から小さなものからやって行こうと思います。」と意思表明。
かれは「いろいろあった」彼でそのために片手が動きにくいのだそうだ。そのリハビリのためにも良いと考えているらしい。
その不都合の原因や今の症状などを聴いて考える。お医者さんも「出来るだけ動かしなさい」と言っているらしい。それだったら私の出番だ。昨年半年間、奈良たんぽぽで過ごした経験がここでとても輝く!私はもっともっと体が動かない人たちとたくさんの作品作りをした。そのことと照らし合わせたらこの課題はとても意味のある事だとわかる。そして去年のたんぽぽ前の自分よりもっと理解して取り組める。やってみるもんだな、なんでも。彼の眼の輝きを観ながらそう思った。一緒にやって行きましょう!
いつも新しい取り組みが私を待っている。それが私の栄養と力になる。すばらしい仕事だな。
来週が楽しみ!