季節の中で 暮らしの中で -Through the seasons and daily life-

現代の都会でプチ昔&田舎暮らし
-old & country style in modern urban life

こころをこめて

2013-02-13 21:01:26 | 食べ物 Eat
息子も一緒に作る予定が出かける事になって、娘も出かけて結局一人で黙々とチョコレートを作る。
これは毎年作っているもの。パヴェドショコラ。

材料は買ってあるつもりだったけど、ちょいちょい買い忘れがあったので出かけたついでに買ってきた。

チョコレートは製菓用のスウィートチョコレートを包丁で丁寧に細かく刻む。

       

それを湯煎で融かして蜂蜜や生クリームなどを入れてガナッシュにする。
湯煎の温度など気を付けて管理しながら注意深く作業を進める。こういう固体を液体にして混ぜて固めると言う作業はとてもいろいろな感覚を使う。温度や色や香りなどをいつも探りながらバランスを見つけて移行して行くのだ。

       

きれいに滑らかに合わさって、後は冷やして固める。

       

そして切ってココアパウダーをまぶす。
これはこのままでコーティングとかしなくていいので楽。
パヴェはフランス語で石畳と言う意味らしい。まさにそう言う感じ。

       

材料もシンプルだし簡単なのにとても美味しい。売っているのに引けを取らない。
それはなぜかと言うと新鮮だから。
チョコレートには脂肪分がたくさん含まれているけれど、それは酸化しやすいので長く置くとどんなに上等のチョコレートでも味が落ちる。外国のチョコレートは美味しいけれど、どうしても時間が経っているので。
これより美味しいと思うのはベルギーから航空便で直送していると言うチョコレート専門店。それはやっぱりプロの味がして真似できないと思わせられる。

いつもは2月11日の祝日にチョコレートを作ることにしているけど、今回は前日になった。
きっといつもより美味しいと思う。いつも甘いものを食べない夫が楽しみにしているので、意識を集中させて作りました。

本当は随分昔にオーストリアに行った時に教わったチョコレートケーキのレシピがついこの前の片付けで出て来たので、それを作ろうかと思ったけど、明日にしよう。
こういうのは焦ったり頑張ったりしてうまく行くものじゃないから。余裕がないと甘い美味しいものって出来ない。

私も明日食べるの楽しみだ。
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