今日のGetUpEnglishでは、accentという単語を取り上げてみたいと思うが、それは日本語では「なまり」と訳されることが多い。もちろん、それはその通りだが、英語のaccentは、日本語の「なまり」とは、ちょっと違うように思う。
○Practical Example
"Natasha speaks great English, but she has a strong Russian accent."
"Yeah, and Vladimir is Russian too, but he grew up in Alabama, so he has a southern accent."
「ナターシャは英語がペラペラだけど、ロシア語のなまりが強いね」
「そうだね、ウラジミールもロシア人だけど、彼はアラバマで育ったから、南部のなまりが強いんだ」
●Extra Point
上の用例では、accentは「なまり」である。しかし、日本語で「なまり」と言うと、標準語と違う話し方を指すと思う。しかし、英語には日本語の標準語に相当する話し方は存在しない。英語では誰もが「なまり」(accent)を持っているが、日本語では標準語を話す人たちには「なまり」がないと思われているようである。
◎Extra Example
"Tony has an English accent, specifically a London one, and Gordon has an American accent. Gordon has a New York accent."
「トニーはイギリス英語を話すね。特にロンドンの英語だね。ゴードンはアメリカ英語を話すよ。あれはニューヨーカーの英語だ」