GetUpEnglish

日常よく使われる英語表現を毎日紹介します。毎日日本時間の午前9時までに更新します。英文執筆・翻訳・構成・管理:上杉隼人

GetUpEnglishについて

毎日更新! GetUpEnglish Updates Every Day! Since April 1, 2006 (c) 2006-2025 Uesugi Hayato(上杉隼人)

DOWN AND OUT  

2010-06-03 00:50:01 | D

 昨日のGetUpEnglishでは、to be down on…という表現を学習した。 

 http://blog.goo.ne.jp/getupenglish/d/20100602  

 今日のGetUpEnglishでも、downを使った英語表現を学習する。   

 エリック・クラプトン(Eric Clapton, 1945- )がよくライヴでプレイする曲に、"Nobody Knows You When You're Down And Out"がある。これはクラプトンがDerek & The Dominos時代に発表したLayla and Other Assorted Love Songs(1972)に収録されていた曲であるが、Unplugged(1992)発表以降、ライヴでよく演奏するようになった。 

 これは実は1923年にJimmy Coxが書いたブルースの定番というべき曲で、同年に「ソウルの女王」ベッシー・スミス(Bessie Smith, 1894 -1937)が歌って有名になった。 

 この"Nobody knows you when you're down and out."は、「落ち目のやつには誰も用はない」の意味で使われる英語のことわざだ。

 そしてto be down and outは、「落ちぶれている」の意味でよく使われる。

 今日のGetUpEnglishでは、この表現を学習しよう。 

 日常では、次のような形で使われる。

○Practical Example

 "After the IT bubble burst, former prosperous men down and out."

 "Yeah. Now he seems to be pressed for money too."

 「ITバブルがはじけて、以前は羽振りのよかったやつらは落ちぶれた」

 「ああ。いまやあいつも金に困っているようだ」

●Extra Point  

 「文無しで、食いつめて」の意味でも使われる。

◎Extra Example

 "I hear Kanekone's down and out now."

 "Yes. He came to ask me for a loan last month."

 「金子根が一文無しになったようだ」

 「ああ。先月おれのところに金を借りに来たぜ」

 ベッシー・スミスが歌う"Nobody Knows You When You're Down And Out", すばらしいです。

 http://www.youtube.com/watch?v=6MzU8xM99Uo

 Bessiesmith

 明日のGetUpEnglishでも、downを使った表現を学習します。

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