■T.T.K車輌撮影
6月23日、所用にて横浜に展開した小生は、移動の時間をみつけ、東急電鉄(通称T.T.K)の撮影を展開した。阪急ばかりでは、との声もあり本日は東京渋谷と横浜元町を結ぶ東急東横線・みなとみらい線車輌の写真を掲載する。
東急電鉄は、東京都神奈川県間を結ぶ100.1kmの路線網を有する鉄道会社で、子会社として鉄道会社では伊豆急行電鉄を有し、この他、東急百貨店や東急ホテルズ、東急バスなどを有している。ちなみに写真の車輌は、行き先表示板のLEDが渋谷行きが漢字と英字に変る瞬間を捉えている。
元町中華街行き急行を馬車道駅より撮影。東横線、みなとみらい線の新鋭車輌5050系電車。2004年から導入された新型車輌で、VVVFインバータ制御方式、電気指令式ブレーキを採用している他、行き先表示板にLED(発光ダイオード)を採用した車輌としては日本初とされる。
渋谷行き急行として通過する9000系電車。製造は東急車輛製造で、1986年から導入された車輌。VVVFインバータ制御の導入により加速減速時のトルク制御が容易となり、ダイヤ短縮に寄与する。東急はVVVFインバータ制御では先駆者であり、9000系を含め技術的に見るべき点は多いようだ。
東急の主要路線は渋谷横浜間の東横線、乗り入れ路線としてみなとみらい線、目黒から田園調布を経て武蔵小杉を結ぶ目黒線、渋谷から中央林間を結ぶ田園調布線、大井町線、池上線、東急多摩川線、こどもの国線と、路面電車として世田谷線がある。
元町横浜中華街駅から撮影。とはいえ地下であるので、まわりの山下公園や中華街は見えないが、5050系電車のライトがトンネルを照らしている。
地下区画や、東京メトロ、都営線に乗り入れる関係から貫通扉を採用している。
ライトの光が菊の字のように写っているもので、個人的に好きな写真。この撮影方式で今度は地下鉄を重点的に撮影しようかな、と考えたりする。
LED方式の行き先表示板が、横浜中華街行きであることを示している。この列車は到着後、すぐに渋谷へ発車していった。
純白で広々とした空間が、地下であることを忘れさせそうな空間を演出している元町中華街駅。高い曲線状の天井に向けてエスカレータが繋がっている。二編成の列車が停車している。早朝に撮影した為、人気が無いが、この数時間後には多くの観光客や買い物客で賑わっていた。
みなとみらい線のほかの駅は、赤煉瓦調でシックな印象の駅となっており、元町中華街駅とは対照的な印象を与える。この駅を出るとすぐに日本最大の中華が意図して知られる横浜中華街が広がっている。
みなとみらい線において運行される横浜高速鉄道のY500系電車。基本的に東急5050系の系列車輌である。横浜高速鉄道は第三セクターの鉄道会社で、横浜市や神奈川県の他、東京急行電鉄や京浜急行電鉄、相模鉄道などが出資している。
元町中華街駅を急行渋谷行きが発車する。元町から渋谷まで、特急で33分、急行で37分、普通で52分という所要時間で結ぶ。横浜から渋谷までは、特急毎時四本(ロングシート車)、急行毎時四本、普通毎時八本が運行されている(※東急)。
HARUNA
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