■本日山鉾巡行
京都祇園祭特集、本日は山鉾巡行である。最も高い山鉾は高さ26㍍の月鉾とのことで、50名以上が乗った鉾から奏でられる祇園囃子とともに、32基の山鉾が京都市中心部を巡行する。本日の記事は、その速報である。
四条烏丸へ山鉾が0900時、集合しいよいよ山鉾が動き出す。長刀鉾以外の山鉾は、それぞれ町内の神仏を祀ったもので、重量は最大のもので12㌧、曳き手や解体には延約180名を必要とする。それぞれの住民が誇りをかけて巡行に臨む。
鉾頭を頂点に掲げた鉾や曳山は、あたかも艦艇のマストを想わせるものがあり、実は小生、この中でも船鉾のファンである。流石に25㍍前後の高さを有する鉾について、その通路には電線は無いが、山については電線のある地域も通る為、電線をどかす器具をもった人が乗っている。
山鉾巡行の際には市営バスを含む道路に大規模な交通規制が引かれる他、その進路上は歩行者でも混雑した際には、危険を避ける為交通規制が引かれる。小生は移動に阪急地下道、阪急線、京都市営地下鉄などを利用したが、思ったほどの混雑は無かった。
上の写真三枚は四条通で撮影したものであるが、この写真は御池通で撮影したもの。ここで山鉾巡行は終わり、各町へ戻り、来年の祇園祭まで山鉾は解体される。しかし、祇園祭は終わりではない。本日は、まもなく神幸祭が行われ、24日の還幸祭、花傘巡行、31日の疫神社祭と、祇園祭は続く。
HARUNA
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)