■最新鋭護衛艦あたご撮影
本日、週末に行われる舞鶴展示訓練を見学するべく、参院選の期日前投票を終わらせ、山陰線で長躯舞鶴へ展開した。山陰線の運転本数は少なく、早朝展開では京都市内からでも0830時東舞鶴到達は難しい為である。
最新鋭ミサイル護衛艦“あたご”の雄姿。いきなり舞鶴に到着して海岸を散歩していると海上自衛隊最強の護衛艦が出現である。本艦は今年就役したばかりの文字通り最新鋭艦であり、二番艦“あしがら”が公試を開始したと報じられている。
撮影位置を変更してもう一枚(実はこの写真の方が先に撮られたもの)。後部にヘリコプター格納庫を収めている為、従来29セルであった艦橋前部のVLSを大型化した。これにより、上部構造物が船体の中央に置かれることとなり、外見上はすっきりとしたようにみえる。
イージスシステムを搭載したミサイル護衛艦“みょうこう”。言わずと知れた“こんごう”型ミサイル護衛艦の三番艦で、“みょうこう”“あたご”とともに第63護衛隊を編成している。イージス艦二隻を有する第63護衛隊は、目下海上自衛隊最強の護衛隊といっても過言ではない。
第三護衛隊群旗艦“はるな”。1973年に就役した艦で、今日の海上自衛隊にあって最古参の護衛艦である。しかし、その艦歴は第一回リムパック派遣や、記憶に新しい事例では、日本海工作船侵入事案対処など、常に海上自衛隊の第一線にあり、栄光そのものといえる。
“はるな”“みょうこう”。この他、護衛艦やミサイル艇、潜水艦、更に各種支援船などが停泊していた。後方に望見出来る山頂の建築物は五老タワー。時間が時間だけに逆光状態での撮影となったのは唯一残念であった。
明日、明後日は舞鶴地方隊展示訓練。艦隊行動など、ポスターによれば、護衛艦五隻他、計十二隻が参加するという。体験航海には引換券が必要である。ただ、引換券が無くとも過去の経験上複数の艦艇による出港入港の様子を見るだけでもかなり壮観である。
HARUNA
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)