■浅間山噴火へ自衛隊情報収集
6月16日0930時、北関東の浅間山が噴火しました。

浅間山噴火は小規模な噴火であり、微量の火山灰が4km程度の範囲内で観測される程度ではありましたが、その後の状況変化への警戒として防衛省は1026時、百里基地を離陸し飛行訓練中だった偵察航空隊所属のRF-4偵察機に対し、噴火活動の情報収集を命じ、展開させています。

続いて1047時、百里基地よりF-15J戦闘機2機が緊急発進し、目視による情報収集にあてています。1108時には立川駐屯地より東部方面航空隊のUH-1が映像伝送装置を搭載し離陸、1112時には更に1機のUH-1が情報収集に離陸しており、情報収集へ出動した自衛隊機は5機となりました。

小規模噴火であり、自衛隊はこの噴火活動が前駆噴火活動として本格的な噴火を警戒したと考えられますが、幸い大規模噴火には現在も至っていません。また、幸い噴火当時に周辺にいました登山客も無事下山し、災害派遣要請も出されず、情報収集は1112時の航空機離陸を以て完了しています。
北大路機関:はるな
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
6月16日0930時、北関東の浅間山が噴火しました。

浅間山噴火は小規模な噴火であり、微量の火山灰が4km程度の範囲内で観測される程度ではありましたが、その後の状況変化への警戒として防衛省は1026時、百里基地を離陸し飛行訓練中だった偵察航空隊所属のRF-4偵察機に対し、噴火活動の情報収集を命じ、展開させています。

続いて1047時、百里基地よりF-15J戦闘機2機が緊急発進し、目視による情報収集にあてています。1108時には立川駐屯地より東部方面航空隊のUH-1が映像伝送装置を搭載し離陸、1112時には更に1機のUH-1が情報収集に離陸しており、情報収集へ出動した自衛隊機は5機となりました。

小規模噴火であり、自衛隊はこの噴火活動が前駆噴火活動として本格的な噴火を警戒したと考えられますが、幸い大規模噴火には現在も至っていません。また、幸い噴火当時に周辺にいました登山客も無事下山し、災害派遣要請も出されず、情報収集は1112時の航空機離陸を以て完了しています。
北大路機関:はるな
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