■自衛隊関連行事
神戸港か大阪港か八尾空港か、先週は東海三県が岐阜航空祭か守山駐屯地祭か明野航空祭かと並びましたが今週末はこちらが凄い。
エアフェスタ八尾、日曜日に。大阪府八尾市に所在する陸上自衛隊八尾駐屯地の創設記念行事です。八尾駐屯地には中部方面隊隷下の中部方面航空隊本部がおかれ、八尾の中部方面ヘリコプター隊と明野の第5対戦車ヘリコプター隊、及び美保の方面ヘリコプター隊第3飛行隊の輸送ヘリコプター部隊や野整備隊と管制気象隊などが隷下におかれています。
八尾駐屯地、もともと当地は大阪第一空港とされ、戦後アメリカが大阪第二空港であった伊丹飛行場を拡張し、朝鮮戦争時には国連軍指定基地として伊丹が更に拡張されたことから八尾は逆に自衛隊と民間の共有する飛行場として維持されてきました。エアフェスタの名の通り、航空部隊ならではの大編隊などが駐屯地祭の名物となっていますが訓練展示も。
駐屯地開門は0900時からとなっていまして、オープニングセレモニーと観閲飛行は1000時から1120時まで1120時から1200時までは訓練展示となっています。このほか1330時からは戦車試乗も行われるという、いよいよ数が少なくなってきました74式戦車に乗る貴重な機会といえるかもしれません。このほかCH-47地上滑走体験も行われるとのこと。
中部方面航空隊と八尾駐屯地には第3師団隷下の第3飛行隊も駐屯、大編隊は年々後継機なき耐用年数ごとのヘリコプター削減と定数割れにより、そろそろまともなヘリコプター一括調達への防衛予算拡充か、災害派遣などを一部断念しなければならない現実が突きつけられるのですが、過去には戦車も参加しての訓練展示なども迫力を見せつけてくれます。
大阪地方協力本部によれば護衛艦ひゅうが一般公開が19日土曜日と20日日曜日に大阪港中央突堤北岸壁において行われるとのことです。公開時間は土曜日が1300時から1600時まで、日曜日は0900時から1200時までとのことで、受付は公開終了30分前まで、これは30分前に行けば乗れるのではなく、行列を経て乗艦するのが30分前まで、御留意を。
ひゅうが。大きい護衛艦です、2009年に竣工した海上自衛隊初の全通飛行甲板型護衛艦であり、ひゅうが型一番艦、全長は198mであり、ヘリコプター搭載護衛艦はるな後継に位置づけられています。はるな、ひゅうが、その満載排水量は6800tから19000tへと大きく増大し、各種航空機の運用能力は海上自衛隊の新しい防衛環境への対応を印象づけました。
大阪港での一般公開となりますと、過去には護衛艦かが一般公開がものすごい行列であり、大阪南港駅から延々と護衛艦かが舷側まで四時間待ちの大行列となった過去がありました、あのときは護衛艦かが初公開という初物故の活況があったのかもしれませんが、さてさて今年は何時間待ちか、先日の東京もがみくまの一般公開は三時間待ちであったとか、です。
ひゅうが、前に大行列となりました護衛艦かが、と比べますとふた周りほど、あちらは満載排水量27000tですので小さい艦とはいうのですが、全通飛行甲板の迫力はなかなかのもの。第八波にはいったというCOVID-19の警戒がまだ必要な季節ではありますが、風通しの良い全通飛行甲板の上からこの艦が参加の国際観艦式余韻に浸るのも良いかもしれない。
兵庫県防衛協会によれば19日土曜日と20日日曜日に神戸港摩耶埠頭において護衛艦しらぬい一般公開が行われるとのこと。しらぬい一般公開は防衛防災フェスタの一環として実施され、19日土曜日は1000時から1600時まで、20日は1000時から1500時までが予定されています。同時に乗艦できる人数制限があり、こちらも待ち時間が予想されています。
しらぬい。汎用護衛艦ではもっとも新しい護衛艦で、むらさめ型護衛艦むらさめ、ミニイージスと当時親しまれた一陣の護衛艦の中では20番艦となります、あさひ型二番艦、第3護衛隊群に配備され母港は大湊、海上自衛隊は護衛艦隊の汎用護衛艦定数が20隻であり、しらぬい竣工を以て、はつゆき型、あさぎり型汎用護衛艦第一世代から世代交代を果たす。
あさひ型護衛艦しらぬい、むらさめ型がミニイージスと称されたのはFCS-2改と射撃指揮装置が二系統となり情報処理システムが格段に向上したことから複数目標同時対処能力が強調され一部マスコミの命名というかたち、続く護衛艦たかなみ型共々FCS-2系統を装備、ミニイージスの名は続くFCS-3搭載の護衛艦あきづき型以降相応しいのかもしれません。
汎用護衛艦の整備は漸くこの20隻で完了し、海上自衛隊の護衛艦整備は二桁護衛隊に配備された、あぶくま型、あさぎり型、はつゆき型の後継艦整備に注力、現在その後継艦として護衛艦もがみ型の量産が開始されています、はつゆき型は全艦退役し次々と置き換えが続く中、もがみ型の先進的な艦が艦隊に増える前に、あさひ型をみるのもよいでしょう。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・11月20日:エアフェスタ八尾-八尾駐屯地創設記念行事
・11月19日・11月20日:ひゅうが大阪港一般公開
・11月19日・11月20日:しらぬい神戸港一般公開
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関
神戸港か大阪港か八尾空港か、先週は東海三県が岐阜航空祭か守山駐屯地祭か明野航空祭かと並びましたが今週末はこちらが凄い。
エアフェスタ八尾、日曜日に。大阪府八尾市に所在する陸上自衛隊八尾駐屯地の創設記念行事です。八尾駐屯地には中部方面隊隷下の中部方面航空隊本部がおかれ、八尾の中部方面ヘリコプター隊と明野の第5対戦車ヘリコプター隊、及び美保の方面ヘリコプター隊第3飛行隊の輸送ヘリコプター部隊や野整備隊と管制気象隊などが隷下におかれています。
八尾駐屯地、もともと当地は大阪第一空港とされ、戦後アメリカが大阪第二空港であった伊丹飛行場を拡張し、朝鮮戦争時には国連軍指定基地として伊丹が更に拡張されたことから八尾は逆に自衛隊と民間の共有する飛行場として維持されてきました。エアフェスタの名の通り、航空部隊ならではの大編隊などが駐屯地祭の名物となっていますが訓練展示も。
駐屯地開門は0900時からとなっていまして、オープニングセレモニーと観閲飛行は1000時から1120時まで1120時から1200時までは訓練展示となっています。このほか1330時からは戦車試乗も行われるという、いよいよ数が少なくなってきました74式戦車に乗る貴重な機会といえるかもしれません。このほかCH-47地上滑走体験も行われるとのこと。
中部方面航空隊と八尾駐屯地には第3師団隷下の第3飛行隊も駐屯、大編隊は年々後継機なき耐用年数ごとのヘリコプター削減と定数割れにより、そろそろまともなヘリコプター一括調達への防衛予算拡充か、災害派遣などを一部断念しなければならない現実が突きつけられるのですが、過去には戦車も参加しての訓練展示なども迫力を見せつけてくれます。
大阪地方協力本部によれば護衛艦ひゅうが一般公開が19日土曜日と20日日曜日に大阪港中央突堤北岸壁において行われるとのことです。公開時間は土曜日が1300時から1600時まで、日曜日は0900時から1200時までとのことで、受付は公開終了30分前まで、これは30分前に行けば乗れるのではなく、行列を経て乗艦するのが30分前まで、御留意を。
ひゅうが。大きい護衛艦です、2009年に竣工した海上自衛隊初の全通飛行甲板型護衛艦であり、ひゅうが型一番艦、全長は198mであり、ヘリコプター搭載護衛艦はるな後継に位置づけられています。はるな、ひゅうが、その満載排水量は6800tから19000tへと大きく増大し、各種航空機の運用能力は海上自衛隊の新しい防衛環境への対応を印象づけました。
大阪港での一般公開となりますと、過去には護衛艦かが一般公開がものすごい行列であり、大阪南港駅から延々と護衛艦かが舷側まで四時間待ちの大行列となった過去がありました、あのときは護衛艦かが初公開という初物故の活況があったのかもしれませんが、さてさて今年は何時間待ちか、先日の東京もがみくまの一般公開は三時間待ちであったとか、です。
ひゅうが、前に大行列となりました護衛艦かが、と比べますとふた周りほど、あちらは満載排水量27000tですので小さい艦とはいうのですが、全通飛行甲板の迫力はなかなかのもの。第八波にはいったというCOVID-19の警戒がまだ必要な季節ではありますが、風通しの良い全通飛行甲板の上からこの艦が参加の国際観艦式余韻に浸るのも良いかもしれない。
兵庫県防衛協会によれば19日土曜日と20日日曜日に神戸港摩耶埠頭において護衛艦しらぬい一般公開が行われるとのこと。しらぬい一般公開は防衛防災フェスタの一環として実施され、19日土曜日は1000時から1600時まで、20日は1000時から1500時までが予定されています。同時に乗艦できる人数制限があり、こちらも待ち時間が予想されています。
しらぬい。汎用護衛艦ではもっとも新しい護衛艦で、むらさめ型護衛艦むらさめ、ミニイージスと当時親しまれた一陣の護衛艦の中では20番艦となります、あさひ型二番艦、第3護衛隊群に配備され母港は大湊、海上自衛隊は護衛艦隊の汎用護衛艦定数が20隻であり、しらぬい竣工を以て、はつゆき型、あさぎり型汎用護衛艦第一世代から世代交代を果たす。
あさひ型護衛艦しらぬい、むらさめ型がミニイージスと称されたのはFCS-2改と射撃指揮装置が二系統となり情報処理システムが格段に向上したことから複数目標同時対処能力が強調され一部マスコミの命名というかたち、続く護衛艦たかなみ型共々FCS-2系統を装備、ミニイージスの名は続くFCS-3搭載の護衛艦あきづき型以降相応しいのかもしれません。
汎用護衛艦の整備は漸くこの20隻で完了し、海上自衛隊の護衛艦整備は二桁護衛隊に配備された、あぶくま型、あさぎり型、はつゆき型の後継艦整備に注力、現在その後継艦として護衛艦もがみ型の量産が開始されています、はつゆき型は全艦退役し次々と置き換えが続く中、もがみ型の先進的な艦が艦隊に増える前に、あさひ型をみるのもよいでしょう。
■駐屯地祭・基地祭・航空祭
・11月20日:エアフェスタ八尾-八尾駐屯地創設記念行事
・11月19日・11月20日:ひゅうが大阪港一般公開
・11月19日・11月20日:しらぬい神戸港一般公開
■注意:本情報は私的に情報収集したものであり、北大路機関が実施を保証するものではなく、同時に全行事を網羅したものではない、更に実施や雨天中止情報などについては付記した各基地・駐屯地広報の方に自己責任において確認願いたい。情報には正確を期するが、以上に掲載された情報は天候、及び災害等各種情勢変化により変更される可能性がある。北大路機関