■熱い夏の京都の焦燥感
コロナウィルスというのは冬の季節性感染症であったはずなのですが原じゅは報道の通りです。
今宮神社を参拝するとともに、コロナ鎮撫を祈りましたが、ただの風邪論で対策を軽んじる動きは、先日京都駅前でも無届集会でプラカードを掲げている方々をみましたし、こちらにも書き込まれる方が根拠のない思い込みを示していて、呆れと危機感を感じました。
自衛隊や米軍がいなくとも沖縄は平和、こうしたWeblog北大路機関の運営を開始した当時の一部主張と、コロナは対策やワクチンが無くとも安全、主張が完全に重なっているのです、数字が曖昧であり、危機を示す情報を意図的に無視している。現実を見ないのです。
BBC報道とロイター報道を視ているだけなのですが、COVID-19については安心要素はないのですよね、安心だ安心ですという方の主張の論拠等を着ていますと、ファクトチェックに不安のある、つまり調査に費用を掛けていない為に思い込み数字等を含むものが多い。
イギリスは死者0の日もある、これはロイター統計を元に“COVID-19の脅威度は低い”とする方が用いる数字なのですが、単純に“イギリスNHSは死者数を不定期発表している”という現実を無視しているのですね、実際に数字を見ると安泰といえるのか、と考える。
4月6日に2947名死亡し4月10日は死者0名で4月14日は350名死亡に、4月17日は死者0名で4月21日は646名死亡、こう続きます、増加傾向に危機感を覚え集計を丹念に行った結果、4月25日は646名死亡し4月29日は548名死亡が発表されている現状だ。
一日当たりで日本の人口に照らせば、200名前後、しかもこれは感染拡大の波とは無関係の状況でこの数字なのですね、何故4月の数字を示すのかと問われれば理由は二つ、いきなりオミクロン株の流行で2947名という数字に驚いた事、そしてもう一つの理由が深刻だ。
イギリス保健省は7月17日以降集計結果を推測値に切替えていて、正確な情報が発表されていないのです。これは、要するに集計態勢の崩壊、これで良かったというのは、悪い喩えですが1945年8月6日の広島音信不通を被害なしと誤解した東京の方々に似ている。
発表が無ければ安全なのかといえば、北大路機関は防衛安全保障関連の論点で閲覧される方が多いですから、フィリピンではスクランブル発進を行っていない、台湾はスクランブル発進を得意な事象を除き行っていない、この視点を示せば、意味が明快となるでしょう。
緊急発進を喩えに示せば、フィリピン空軍は戦闘機が無く全国を警戒監視する防空レーダー網が無い為に緊急発進行えず、台湾空軍は度を越した中国機の接近に空軍が疲弊し事故多発となった為に緊急発進を行えない状況になっている、この事情を知れば見方は変わる。
リアクト1、イギリスでは推計値だけではCOVID-19を追跡するに不充分であるとして、リアクト1プロジェクトという調査を行っています。これは毎月、イングランド住民15万名を無作為に選び個人用検査キットを送付し調査するという方式で推計値を調査している。
イギリスでは現在国民の25名の1名に当る規模の約270万名がCOVID-19に感染している、BBC報道ではこうした現実が示されている訳で、日本の人口に当てはめれば600万名規模に達し、療養期間の目安が10日間とすれば毎日感染者は60万規模になる数字です。
中等症や重症化するリスクは1%ですので安全、と思われるのでしょうが、600万の1%なんていうものは6万名ですので、そんなに日本全国のコロナ病床はあるのか、無いだろう、こう考えざるを得ないのです。日本では感染対策を一定規模継続しても毎日20万前後だ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)
コロナウィルスというのは冬の季節性感染症であったはずなのですが原じゅは報道の通りです。
今宮神社を参拝するとともに、コロナ鎮撫を祈りましたが、ただの風邪論で対策を軽んじる動きは、先日京都駅前でも無届集会でプラカードを掲げている方々をみましたし、こちらにも書き込まれる方が根拠のない思い込みを示していて、呆れと危機感を感じました。
自衛隊や米軍がいなくとも沖縄は平和、こうしたWeblog北大路機関の運営を開始した当時の一部主張と、コロナは対策やワクチンが無くとも安全、主張が完全に重なっているのです、数字が曖昧であり、危機を示す情報を意図的に無視している。現実を見ないのです。
BBC報道とロイター報道を視ているだけなのですが、COVID-19については安心要素はないのですよね、安心だ安心ですという方の主張の論拠等を着ていますと、ファクトチェックに不安のある、つまり調査に費用を掛けていない為に思い込み数字等を含むものが多い。
イギリスは死者0の日もある、これはロイター統計を元に“COVID-19の脅威度は低い”とする方が用いる数字なのですが、単純に“イギリスNHSは死者数を不定期発表している”という現実を無視しているのですね、実際に数字を見ると安泰といえるのか、と考える。
4月6日に2947名死亡し4月10日は死者0名で4月14日は350名死亡に、4月17日は死者0名で4月21日は646名死亡、こう続きます、増加傾向に危機感を覚え集計を丹念に行った結果、4月25日は646名死亡し4月29日は548名死亡が発表されている現状だ。
一日当たりで日本の人口に照らせば、200名前後、しかもこれは感染拡大の波とは無関係の状況でこの数字なのですね、何故4月の数字を示すのかと問われれば理由は二つ、いきなりオミクロン株の流行で2947名という数字に驚いた事、そしてもう一つの理由が深刻だ。
イギリス保健省は7月17日以降集計結果を推測値に切替えていて、正確な情報が発表されていないのです。これは、要するに集計態勢の崩壊、これで良かったというのは、悪い喩えですが1945年8月6日の広島音信不通を被害なしと誤解した東京の方々に似ている。
発表が無ければ安全なのかといえば、北大路機関は防衛安全保障関連の論点で閲覧される方が多いですから、フィリピンではスクランブル発進を行っていない、台湾はスクランブル発進を得意な事象を除き行っていない、この視点を示せば、意味が明快となるでしょう。
緊急発進を喩えに示せば、フィリピン空軍は戦闘機が無く全国を警戒監視する防空レーダー網が無い為に緊急発進行えず、台湾空軍は度を越した中国機の接近に空軍が疲弊し事故多発となった為に緊急発進を行えない状況になっている、この事情を知れば見方は変わる。
リアクト1、イギリスでは推計値だけではCOVID-19を追跡するに不充分であるとして、リアクト1プロジェクトという調査を行っています。これは毎月、イングランド住民15万名を無作為に選び個人用検査キットを送付し調査するという方式で推計値を調査している。
イギリスでは現在国民の25名の1名に当る規模の約270万名がCOVID-19に感染している、BBC報道ではこうした現実が示されている訳で、日本の人口に当てはめれば600万名規模に達し、療養期間の目安が10日間とすれば毎日感染者は60万規模になる数字です。
中等症や重症化するリスクは1%ですので安全、と思われるのでしょうが、600万の1%なんていうものは6万名ですので、そんなに日本全国のコロナ病床はあるのか、無いだろう、こう考えざるを得ないのです。日本では感染対策を一定規模継続しても毎日20万前後だ。
北大路機関:はるな くらま ひゅうが いせ
(本ブログに掲載された本文及び写真は北大路機関の著作物であり、無断転載は厳に禁じる)
(本ブログ引用時は記事は出典明示・写真は北大路機関ロゴタイプ維持を求め、その他は無断転載と見做す)
(第二北大路機関: http://harunakurama.blog10.fc2.com/記事補完-投稿応答-時事備忘録をあわせてお読みください)