いよいよ五感と体感の章も終りに近づいてきた。
自然体の中で五感・体感を大切にしていると、何か今まで見えなかった真善美が観えてきたり、幸福感に気づいたりする。逆に、厳しい現実の環境の中で必至に戦い、自然体が崩れると、心の仕組みを左右する、考え方や感じ方が揺らぎ、心にもない判断をし、後で後悔したりする。
五感と体感は自分が日々新しく健全に変化していく時の扉であるともいえる。周りの環境も日々変化し、そして自分自身も遺伝子や老化の影響を受けて変化していく。そして、よりよく生きていくのは五感と体感で現状をキャッチし、自分自身で無意識の世界も含めて、全身で最善の回答を模索していくことが重要であろう。
五感と体感を正しくする自然体。自分にとっての自然体はなにか?U先生から太極拳をちょっと教えてもらった時に、自然体も教えてもらった。受動的であるが、外敵に対し不動的である。不思議である。
生き甲斐の心理学を勉強していると、受容、傾聴など、外見上は静的で受身なことが大切にされるようだ。この、自然体についても同様である。
そして、新たな変化や創造といった萌芽は、意外にもこうした受動的に見えるところに秘められている。
写真は、数日前のものであるが、明け方に静かに輝いていた三日月である。
<自然体1/2>
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