もう二十年ほど前のことであるが、会社の労働組合の執行委員の仕事をしていた時、労働法等の勉強に地域の労政会館に通ったことがある。
その中の勉強で、ひとつ今でも忘れないことがある。産業革命までは、西洋では一日6時間も働かなかったということだ。
今の時代、数年前の私も、朝から晩まで働いた。それがサラリーマンでは普通のようである。しかし、こうした働き蜂の時代は、長い人の歴史を振り返るとほんの最近のことなのだ。
家庭用電化製品をはじめ、本当に便利になってしまった。ご飯も昔のように、窯で焚く必要はない。風呂も薪をくべて沸かす必要はない。一番重要?なことに集中して、無駄なく人生を送る。
ただ、本当に、それで良いのだあろうか?
ボランティアで、ゆっくりとした時間を過ごしていると、本当に個性の美がじわっと見えてくるときがある。ありのままの姿。気持のよい時である。
人生は短いかもしれないが、その中にゆったりとした永遠の瞬間もあるように思う。何もあわてて、一生を送る必要はない!ゆったりと個性の美を味わう聖なる時もあるのだ。
<個性の発見 4/4>
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