イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

齢(よわい)!

2009-01-05 | 第三章「無意識の世界」

 世界一の長寿の記録はフランス人女性で122歳だったそうだ。日本で有名だった泉重千代さんは120歳だった。人生120歳とすると、私の年齢など、人生の中間地点も過ぎていない若造である。

 家のマルチーズ、ノコちゃんはまだ8歳であるが、このところ年をとったのか、随分大人しくなり、居眠りをすることが多くなった。マルチーズの寿命も十歳から十五歳くらいの間だそうだ。

 長寿といえば、びっくりするのは樹木で、縄文杉などは樹齢7000年以上と言われた。最近の調査では、どうも違うということのようだが、日本の大木には、他にも樹齢7000年クラスが存在するらしい。世界には樹齢9000年を越えるといわれている樹木もあるようだ。

 地球上の生きものは、同じDNAの構造をもち、DNAの再生機能で、個々の細胞が入れ替えながら生まれそして死んでいく。

 DNAによる再生機能は、刻々と働いている。人の身体の全細胞が入れ替わるのはどのくらいの時間がかかるかインターネットで調べてみたが、置き換わる速度の遅い細胞(脳や心臓など)があり、諸説あるようだ。ただ、一年弱から二年という説があったので、57歳の私は、生まれてから何回か細胞レベルで全く新しく置き換わっていると考えて良いようだ。

 しかし、自分の幼いころからの成育史の影響を受け、短期的な記憶や長期的な記憶もある。そして何より自分という感じが幼いころから持続してある。現代の科学でもその謎は解けない、不思議な領域である。

 自分の身体は、時間の流れの中で、生まれそして死んで行く。こころも日々変わり、そして身体の死とともに生育史として変化してきた、こころの物理的な実態は消滅する。意識の世界も無意識の世界も。ただ、その後に残るものは?後は宗教の領域になると思うが興味はつきない。

 自分の身体。57年間付き合い。そして、これから死を迎えるまで付き合うことになる。自分の身体について、特に脳について考えてみたい。

<身体の流れ1/4>

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