女性の着物姿は正坐したとき、帯の位置等の黄金分割で一番美しく見えるという。
絵画や写真も、黄金分割、大よそ1.6:1 、もっと大よそで6:4位の目安を取り入れると美しく感じると言われている。
黄金分割を数学的に論じたりする文献はあるが、何故「美しく感じる」かは殆ど説明がない。脳科学は一番期待できる。視覚脳の中にある傾き選択性細胞の見事なシステムの研究等で判ってくるのか、門外漢の私は興味あるところである。
セミール・ゼキ氏が、「美術の目的は脳機能の延長にある」という見方は、とても刺激的である。ただ、残念ながら、脳の仕組みは殆ど判っていないのも現状のようだ。行く先は形而上学の世界なのだろうか。
今日は、粉雪がちらちらする真冬。これから、ボランティアに行く準備をしなければ!
<美の世界から4/4>
人気blogランキングへ <- 1クリックで燃えます!