イキイキと生きる!

縄文小説家・森裕行のブログです。身近な縄文を楽しみ生き甲斐としています。「生き甲斐の心理学」の講師もしています!

意識と無意識!

2009-01-29 | 第三章「無意識の世界」

 通勤というのは、不思議である。同じように改札を通り、階段を使ってプラットフォームに行き・・・。

 何回も繰り返していくと、その行動を意識しなくても同じようにできるようになってしまう。

 仕事のこととか、読んでいる本のことを考えながら、ほとんど意識することもなく、通勤できるようになる。同じように改札を通り・・・

 そして、昨日と一昨日、通勤途中で用事があり、いつもと異なることをしなければならなかったのに、自動運転モードですっかり忘れてしまった。気がついたときは後の祭り。

 人間のこころの仕組みは、何と不思議なものかとあらためて思う。無意識はフロイトにより脚光を浴び、ユングなどの心理学者により深められたが、脳科学者もいろいろ研究しているようだ。

 今、アントニオ・R・ダマシオの本を読み続けているが、人間を含め動物は、意識を持たなくても、生命(有機体)を維持する基本的活動や学習ができるとのことである。

 それなのに、何故意識が生まれ、人間はさらに高度な機能(ダマシオは良心と言っている)まで持ったのか。何とも不思議である。より良く生きるためであろうか?

 次の通勤のときは、忘れないぞ!

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