どこも混雑するゴールデンウィークも終わったことで、ようやく活動開始(笑)。
映画『ラプラスの魔女』を見てきました。
TVCMがガンガン流れていて、ちょっと面白そうだったので。
公式サイト:映画『ラプラスの魔女』公式サイト
ネタバレするのでストーリーにはあまり言及しませんが、
終盤になってから犯人の過去の行動を振り返ると、
ちょっと矛盾を感じないではありませんでした。
それよりも、メインの櫻井翔が地球化学の専門家で大学教授というのが
ちょっと似合わない(笑)。
東野圭吾の原作を読んでいないので、原作にどの程度
忠実なのか分かりませんが、ワタシ個人の感想としては
櫻井翔ひとりが作品をぶちこわしている感じでした。
ちなみに広瀬すずはこんなセクシーな衣装では登場しません(笑)。
映画『ちはやふる -結び-』を早速観てきました。
公式サイト:映画『ちはやふる -結び-』公式サイト
高校3年生になって受験準備に悩みながら
夏の団体戦に向けて競技かるた部の部活に燃える姿を描いたもの。
当然、前作の『上の句』『下の句』も観てます。
過去のエントリー:
● 2016.04.18 映画『ちはやふる ―上の句―』★4
● 2016.05.02 映画『ちはやふる ―下の句―』★4
『結び』は続編ながら前作2編を観ていなくても楽しめます。
競技かるたについても3年生が新入生に説明するという形で
知らない人にもさりげなく解説してくれています。
瑞沢高校かるた部の部員全員のキャラクターが際立っていてヨイ。
でも一番際立っていたのはかるたクイーンの若宮詩暢(松岡茉優)。
世間が一般に思うようなイヤミな京都人を演じていて見事!
(京都の人、ゴメンナサイ)
泣き所満載のストーリーは、かるた部でなくても
現在部活に勤しむ学生さんにも響くでしょうし、
かつて部活に打ち込んだオジサン・オバサンにも
青春時代を思い出させてくれるのではないでしょうか?
主役の綾瀬千早(広瀬すず)は大会直前まで高校卒業後の志望校名を
「(かるた)クイーン」と寝ぼけたことを担任に提出していましたが、
卒業後の進路は・・・ナルホドという落としどころでした。
非常に爽やかな気分になる作品で★5つにしたいと思います!
出遅れましたが、映画『空海 -KU-KAI- 美しき王妃の謎』を観てきました。
公式サイト:映画『空海-KU-KAI-』
唐で修行する空海が友人の白楽天と共に化け猫騒動をきっかけに
楊貴妃の謎を解いていくストーリーで、なかなか奇抜。
原作は夢枕獏氏で、制作は中国。どこぞの番組で見ましたが、
セットを作るのに6年かけたとか。さすが中国!
最後まで惹き付けられるストーリーでなかなか面白かった。
ただ、ストーリーのキモとなる黒ネコのCGが
すごくリアルな場面もあれば、全然そうでない場面もあり、
ちょっとイマイチ。でも終盤では泣かされました(笑)。
なお、阿倍仲麻呂役で阿部寛が出演しているのですが、
この映画の前に上映される他の映画の予告編では
『蚤とり侍』で情けない武士の役を演じているのを見せられては、
阿倍仲麻呂役にはちょっと感情移入しづらい(爆)。
公式サイト:映画「蚤とり侍」公式サイト
映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』を観てきました。
公式サイト:映画『ラストレシピ ~麒麟の舌の記憶~』公式サイト
ワタシが料理好きなので興味が沸く内容だったのと、
この映画を紹介するテレビ特番を見たのがきっかけ。
ストーリーは一度食べた料理の味は忘れず再現できる料理人が
満州国で「第日本帝国食菜全席」というレシピを再現するため、
そのレシピを作ろうとした料理人の過去を追うというもの。
後半けっこう泣かせる部分があって、
ストーリーも最後にエッという展開でうならせます。
ただ、最後の最後の演出がちょっと鼻について★マイナス0.5点。
映画ではやたら凝った料理も出てきますが、
頑張れば似たようなものができそうなものもあって、
興味が惹かれました。
映画『ミックス。』を見てきました。
公式サイト:映画『ミックス。』
ガッキー主演なのと、卓球というマイナースポーツ(失礼!)を取り上げていたので(笑)。
15年間卓球を止めていた富田多満子(ガッキー)が付き合っていた卓球のトッププレーヤーに浮気されて
実家に帰り、実家の卓球教室を立て直すために大会出場を決める。
そこで元カレ&元カレを奪ったミックスダブルスパートナーに再会し、1年後の復讐に燃えるというハナシ。
水谷隼、石川佳純、吉村真晴、伊藤美誠といった本当のトッププレーヤーたちもちょびっと出演。
ストーリーは予定調和的な感じで物足りないカンジ。
出演者たちはたぶんみんな卓球のシロートだったのだろうけれど、そのワリにはよく頑張りました、という感じ。
後半の神奈川県大会でのラリーは結構それなりな感じだったけれど、前半のガッキーの動きは
15年のブランクがあるという設定であるにしてもヒドい感じで、むしろ見どころかも(笑)。
また、ガッキーファンにはセーラー服、ガングロメイク、チアガール姿など、
たくさんのコスプレが見どころでしょう!(爆)。
なお、公式サイトでは、富田多満子の「フラワー卓球クラブ」の会員証を作ることができます(笑)。
映画『あさひなぐ』を観てきました。
決して西野七瀬が好きとか白石麻衣が好きとか、
乃木坂46のファンだとかというワケではありません(笑)。
もともと『あさひなぐ』は漫画『ビッグコミックスピリッツ』
連載中の長編青春漫画。この漫画が結構好きなので。
薙刀(なぎなた)というマイナースポーツ/武術(失礼!)が
取り上げられているところもポイント。
そんなワケで、乃木坂46が出演しているとかどうかではなく、
原作に対してどのような映画になっているかがワタシの見どころ。
実際に観た感想としては、ストーリーは原作にかなり沿っていて、
キャスティングも原作に合っていたように思いました。
薙刀の演技が本当のレベルがどれぐらいか知りませんが、
それなりの迫力になっていたようには思います。
そんなワケで、評価は★3。普通に楽しめました。
久しぶりの映画は『花戦さ』。
安土桃山時代に生きた天才花僧/池坊専好が
織田信長、千利休、豊臣秀吉と関わる姿を表現。
公式サイト:映画『花戦さ』オフィシャルサイト
記憶力が著しく悪いものの生け花の才能は天才的な池坊専好を
野村萬斎が好演しています。
でもワタシ的には茶の湯を極め秀吉にも屈しなかった
千利休を演じた佐藤浩市が印象に残りました。
秀吉役の市川猿之助、石田三成役の吉田栄作が
それぞれ悪役を好演しています(笑)。
中〜後半で非道な振る舞いを行ないますが、
最後は爽やかに終わります。
そして最後の最後で意外なエンディングを迎えます。
ただ、残念だったのは、ほとんどの映像が実写だったのに
エンディングの映像は風景全体に花が咲き乱れるCG。
ワタシ的にはちょっと蛇足だったような気がしました。
久しぶりの映画は『GHOST IN THE SHELL』。
公式サイト:映画『ゴースト・イン・ザ・シェル』公式サイト
オリジナルのアニメ映画『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』(1995年)を観ていたのと、
主役/スカーレット・ヨハンソンのほぼヌードに近い状態での演技を観たかったから(笑)。
スカーレット・ヨハンソンのほぼヌードに近い状態の描写は
一応、肌はサイボーグのパーツなので、公共の電波でも映像を流すことができたようですが、
ぱっと見は素っ裸(笑)。映画の中では肌の表現が場面によって
サイボーグ的だったり人間的だったりして統一感なし(笑)。
また、サイボーグなのに海に潜るときはウェットスーツを着るのはどうなの?
というような箇所はいくつもあります。
オリジナルアニメで話題になった「光学迷彩」は本作のあちこちで見られたけれど、
服で光学迷彩ができるのなら、わざわざ服を脱がずともできるだろう、とか(笑)。
あと、原作をリスペクトしてのことなのでしょうが、
スカーレット・ヨハンソン演じるミラ少佐が草薙素子(という日本人)で
その母が桃井かおりというのにも、かなり無理を感じます(笑)。
それはともかく、映画はそこそこ楽しめました。
エンドロールが始まると、オリジナル映画の中国的な劇中歌(音楽?)が流れ、
原作鑑賞者としては涙目になりました。
映画『相棒 劇場版IV』を観てきました。
ものすごく観たかったわけではありませんが、
過去の劇場版は全て観ているので。
7年前に英国で起こった集団毒殺事件と少女誘拐、
日本国内に秘密裡に持ち込まれた化学物質、
そして東京のど真ん中で行われる世界的なスポーツ大会の凱旋パレード。
それらの点と点と点を、杉下右京が持ち前の推理と洞察力によって線で結んだ時、
深い愛が生み出した『相棒』史上最も壮大で悲痛なクライマックスがおとずれる——。
「世界スポーツ大会」ってナニ?と思いましたが、
なんのことはない、オリンピックのこと(笑)。
「オリンピック」とか「五輪」とかの単語が使えないので
このような表記になったようで。
大会後の銀座の大パレードは北九州市で3000人のエキストラを集めてのロケ。
銀座をよく知る人からすると、細かいところで銀座でないとわかりますが、
大通りの遠景に高速道路が横切っていて、雰囲気は出ていました。
ツッコミついでに7年前にイギリスの日本大使館で誘拐されて行方不明になっていた
鷺沢瑛里佳(17歳)が特命係の冠城亘の名刺を見つけて、
フリガナもふられていないのに「カブラギ ワタル」と読み上げたのにビックリ!(爆)。
あと、ストーリー上の小物として「ナンヨウダカラガイ(南洋宝貝)」が出てきて、
わざわざ名前やいわれも紹介されるのですが、小学生時代に貝殻を集めていた
ワタシとしては、名前を言われる前にこの名前を思い出しました。
ちなみにワタシが小学生の頃、鳥羽駅構内の貝殻を売る店で
「ナンヨウダカラガイ」は10万円で売られていました。
小ネタばかり紹介しましたが、ストーリーとしては50万人の危機に対して特命係が
警視庁全体を動かすような命令をしているところがあまりにも現実離れ(笑)。
とはいえ、壮大なスケールの展開で、それなりに楽しめました。
今年、ようやく初めて映画を観てきました。
いまさらながらの『君の名は。』(爆)。
公式サイト:映画『君の名は。』公式サイト
当初は男女の人格が入れ替わる古典的なストーリーかと
馬鹿にしていたのですが、ただそれだけではないようで。
また、新海誠監督へのインタビューで、2011年の東日本大震災を
意識して作ったということで、興味を持った次第。
そして、まだワタシの行く映画館で年を越しても
1日5回上映しているというので、この際、観てみようと。
以下、映画の感想。
映像が綺麗という評判でしたが、たしかにそうかな、と。
新宿近辺の描写はリアリティがあって興味深かったですが、
大口径レンズで撮影したビデオ映像を
そのままアニメに書き起こした感じが多過ぎて、やや辟易。
ストーリー前半はありがちな人格の入れ替わりでのとまどいの描写。
ところが、彗星が落ちてくる段になって一気に様相が変わります。
その後のストーリーはネタバレを控えますが、
あえて言うなら人格の入れ替わりで時間がズレているところがキモ。
ここがストーリー上、理解に苦しむ部分があったのですが、
一方でストーリーに重厚感を出すキモとなっています。
最後はハッピーエンドとなって、むしろ物足りない感じがしました。
とはいえ、なかなか楽しめた映画でした。
話題の映画『君の名は。』はスルーして『SCOOP!』を観てきました(笑)。
公式サイト:映画『SCOOP!』公式サイト
ワタシがよく行くイオンシネマでは先週は1日4回か5回上映していたのが
今日は2回のみ。あんまり入りが良くないのでしょうか?
ストーリーはやさぐれたスクープカメラマン(福山雅治)にシロート編集者(二階堂ふみ)があてがわれ、
芸能人の色恋沙汰とか政治家の不倫現場などをスクープ、
後半では政治問題にも目を向けていく様を描いています。
しょっぱなでイキナリ路上のクルマの中でコールガールとHするシーンから始まり、
ストーリーのあちこちでいかがわしい店なりシーンが出てきます。
さすがにPG-12は当然。だから観客動員が少ないのかなー。
ゲスいストーリーや登場人物のやり取りはあるものの、
スクープをモノにするためのカメラマンと編集者の取材方法は
コミカルで笑えました。
一方、福山と二階堂の濃密なラブシーンもあり、
ここも一つの見どころかと言いたいところですが、
下着をつけたままのベッドシーンはちょっと残念(笑)。
別に二階堂ふみの●●を見たいというわけではありませんが、
ほかにいっぱいゲスいシーンがあるだけにちょっと消化不良。
ハダカがNGならいっそ単なるキスシーンで後はカットしても
よかったのではと思いました。
後半では政治関連のスクープに成功し、雑誌の売上も大幅アップ。
これでチャンチャンかと思いきや、予想外の結末が!!!
けっこう泣ける結末となっています。
ところで、主人公がスクープカメラマンということで、
福山が使うカメラはキヤノン EOS-1D X とEFレンズ群。
よく出てくるのは EF70-200mm F2.8L IS USM と
EF 500mm F4L IS USM(か EF 600mm F4L IS USM)。
カメラのあちこちがスレてボロボロになっているのがなかなかリアル。
また、プライベートカメラとして出てくるのが
距離計連動カメラのコンタックス( I 型)。
ワタシは II 型を所有しているので親しみを感じました。
さらに、主人公が高校生のときに見てカメラマンを目指すきっかけとなった
ロバートキャパの写真集『戦争 —そのイメージ—』は、
ワタシもまさに同じものを高校生のときに購入しており、
ちょっとビックリしてしまいました(もう、どこかに紛失してしまいましたが)。
そんなこんなで、なかなか楽しめた映画でした。
映画『後妻業の女』を観てきました。
公式サイト:映画『後妻業の女』公式サイト
ワタシ的にはむかしの伊丹十三映画の雰囲気を感じて。
ストーリーはTVで放送されている予告編で大体わかる通りですが、
ある金持ちじいさんの遺産を総取りしようとする
小夜子(大竹しのぶ)と共犯者の柏木(豊川悦司)に対して
取られまいとする娘2人(小野真千子、長谷川京子)、
雇われた探偵(永瀬正敏)の攻防を描いています。
これらメインキャストのほかにも脇役も含めて、
それぞれ役者のキャラが立っていて、
なかなかコッテリした仕上がりになっています。
これら役者の演技がこの映画の見どころでしょうか。
柏木と深い仲になる若いホステス役の樋井明日香が
カラダを張った演技をしているのには男性客はナットク?(笑)。
公式サイト:人物相関図
ストーリーの終わり方にやや消化不良な感じがしましたが、
まぁまぁ楽しめた映画でした。
あえて書く必要ないかもしれませんが、PG-12デス(笑)。
【追記】
小夜子が婚活パーティーでツイストを踊るときにかかった曲が
ザ・ヴィーナスの『キッスは目にして!』(1981年)で、
ワタシの大好きな曲。この曲を収録したアルバム
『LOVE POTION No.1』を買った記憶があります。
思わず映画館内で謳いたくなりました(笑)。
ちなみに原曲はヴェートーベンの『エリーゼのために』。
ロカビリー調にアレンジされているので全然分かりませんでした(笑)。
ザ・ヴィーナス キッスは目にして! - YouTube
映画『ペット』の次は『ジャングル・ブック』(2D吹替版)。
公式サイト:ジャングル・ブック
ジャングルでオオカミに育てられた人間の子モーグリが
人間に強い敵意を持つ虎シア・カーンによってジャングルを追い出されようとするが、
途中で色々な体験をしながら再び元の居場所に戻り、シア・カーンと対決するストーリー。
何と言っても興味深かったのが映像表現。
主人公の人間の子モーグリ以外はすべてCGということを事前に知っていましたが、
あまりにリアル過ぎてビックリ! 動物たちが実写ではあり得ない動きをするのでCGと納得しますが。
(あり得ない動きというのは、ストーリー通りの動きをするということデス。)
ストーリー的にはやや無理っぽい部分もありましたが、
トータルとしてはディズニー映画らしい終わり方。
それなりに楽しめました。そしてやはりCGが自然かつ
動物の描写が素晴らしく、★3.5とさせていただきます。
映画『ペット』(吹替版)を観てきました。
いま、ワタシ的に観たい映画は、『ペット』、『秘密 THE TOP SECRET』、
『ジャングル・ブック』、『後妻業の女』といったところ。
『ゴーストバスターズ』はあまりキョーミなし。
『秘密 THE TOP SECRET』はもうすでに最寄りのシネコンで1日1回上映のみで
上映時間帯も悪く、諦めることに。『後妻業の女』は次週以降に。
というワケで、今日は『ペット』(吹替版)と『ジャングル・ブック』(2D吹替版)を
ハシゴすることに。
ということで、『ペット』(吹替版)。
「NYを舞台に繰り広げられるペットたちの大冒険!
物語の舞台はニューヨークのマンハッタン。
主人公のマックスは、大好きな飼い主ケイティと幸せな生活を送っていた。
しかし、ケイティが毛むくじゃらの大型犬デュークを保健所から
連れて帰って来た瞬間から生活は一変!
お互いに自分が優位に立とうとライバル視する2匹だったが、
ある日思わぬトラブルに巻き込まれ、町の中で迷子になってしまう…。
すでに話題沸騰中の予告編に登場する個性的なペットたちも
マックスたちを探しだそうと大奮闘!
はたしてマックスたちは、ケイティが帰宅するまでに家に帰ることができるのか!?」
新しく同居犬となる大型犬デュークがやってきて面白くない小型犬マックスは
結構どす黒い振る舞いをするところが興味深かったデス。
その後、2匹は外に出てトラブルに巻き込まれ、切り抜ける冒険が描かれます。
前半仲の悪かった2匹に友情が芽生えるところにちょっと心が動かされました。
ワタシ的には映画PVで紹介されている、ご主人様がいないときに
ペットは部屋で何をしているかをもっと面白く描くのかと思っていただけに、
ちょっと期待はずれ。そんなワケで★3つ。
映画『シン・ゴジラ』を観てきました。
もともとゴジラ映画は子供の頃から観てきたし、
石原さとみも出演しているので(笑)。
公式サイト:映画『シン・ゴジラ』公式サイト
公式サイトにストーリーが紹介されていないので
どこまで書いていいか分かりませんが、
突然東京に現れた巨大未確認生物(ゴジラ)を退治するために
日本政府があたふたする映画(笑)。
少しふざけたことを言いましたが、実際に映画では
内閣がゴジラ退治に法律のどの条文を適用するかでモメたり、
前例がないということで各役所の官僚が仕事を押し付け合ったり、と
目の前の危機に対応できない滑稽さを描いていました。
一方でアメリカをはじめとする国連安保理事国は核爆弾をすぐにでも落とす体制に。
そういう意味では日本の危機管理能力を問う映画という感じでした。
多くのゴジラ映画ではゴジラが地球の守り神であり別の怪獣を倒す、というパターンのものも
多かったですが、今回の映画は1954年(昭和29年)の初代『ゴジラ』に近いものでした。
正直なところ、終わり方が地味な感じでしたが、内容的には結構面白かったです。
今回のゴジラはCGということを事前に知っていましたが、映画を観て
これは着ぐるみでは対応できない内容だな、と理解しました。
石原さとみサンについては祖母を日本人に持つアメリカのエリートで
将来のアメリカ大統領を目指している人物という役柄。
AEONの英語で勉強して英会話ペラペラの石原さとみサンは適役だったのかもしれませんが(笑)、
もう少し年上のキャストのほうがよかった気はしないでもないでした。
いろいろ感じましたが、ワタシ的には★4つの評価の映画でした。