映画『殿、利息でござる!』を観てきました。
公式サイト:『殿、利息でござる!』大ヒット上映中!
ものすごく観たいと思っていたワケではなく(失礼!)、
『マネーモンスター』とどちらにしようか迷った結果、
観られる時間が都合が良かった『殿、利息でござる!』をチョイス。
仙台の田舎のさびれた宿場町の商人たちが
仙台藩に大金を貸し付けてその利息で宿場町を
復興させるため、金をかき集めるストーリー。
ストーリー中盤まで評判の悪かった人物は
実はそうではなかったということがわかるなど、
最後はハッピーで終わる内容で、さわやかな後味。
主役が『舞妓Haaaan!!!』の阿部サダヲであることや
予告PVが少しおちゃらけていたので、そういう傾向の
歴史エンタメ映画かなと思っていたら、
意外にも終始真面目な展開。そういう意味ではちょっと肩すかし(笑)。
ワタシの評価は★3つ。
映画『世界から猫が消えたなら』を観てきました。
まぁ、猫好きなら観ておこうということで(笑)。
公式サイト:映画『世界から猫が消えたなら』公式サイト
ストーリーは脳腫瘍を宣告された30歳の郵便局員 “僕” の前に
悪魔が現れて余命1日を宣告。
大切なものと引き換えに1日の命を与えることになり、
「電話」、「映画」、「時計」、・・・そして「猫」。
「電話」が消えたことで間違い電話がきっかけで
付き合うようになった元恋人から “僕” の記憶がなくなり、
「映画」が消えたことで映画を通じて親友になった
タツヤも “僕” の記憶がなくなる・・・。
なんとなく結末は想像できたのだけれど、
原作も公式サイトも見ずに映画を観たワタシとしては・・・
まず、30歳の “僕” が飼っている猫が、小学生のとき拾ってきた猫の成長を考えると
どう考えても若すぎる!・・・と思っていたら、後で2匹目だとわかったけれど、
途中まで意図的に猫の名前を言っていなかったので混乱してしまいました。
さらに、飼っている猫が2匹ともおとなし過ぎて違和感(笑)。
ウチの猫は自転車のカゴに静かに乗っているようなのは一匹もいないというか、
玄関から出たらピューってどこかに飛び出していってしまう。
雨で濡れて猫にタオルをかけるシーンもあるけれど、
普通はドライヤーで乾かすだろうし、猫はタオルを嫌がるだろうし。
また、「電話」「映画」「時計」などだけが消えた世界にも???
「電話」や「映画」がないのに薄型テレビがある世界ってナニ?
“僕” が彼女とアルゼンチン・ブラジルを旅した映像が出てくるけれど、
それがストーリーとどのようなつながりがあるのか、ちょっと説明不足。
そんなワケで、ワタシ的にはツッコミどころ満載なのですが、
生死をテーマにした映画なので、ズルイと思いつつも泣かされました(笑)。
というところで★は3つ。
映画『ちはやふる ―下の句―』。
『ちはやふる ―上の句―』を観たので早速、観てきました。
公式サイト:映画『ちはやふる』公式サイト
過去のエントリー:2016.04.18 映画『ちはやふる ―上の句―』★4
ストーリーはたった5人で始めた競技かるた部が見事 全国大会進出。
一方、主人公の綾瀬千早(広瀬すず)は幼なじみで子供の頃に福井に引っ越した綿谷新が
競技かるたを辞めたと聞いて、同じく幼なじみの真島太一と
福井に行くところから『下の句』の物語がスタート。
今回、新たに若宮詩暢(松岡茉優)が高校生のかるたクイーンとして登場。
千早が詩暢にライバル心を燃やし、対戦・・・。
ま、あまり細かいストーリーは控えますが、
小ネタとして面白いのが若宮詩暢がかるたクイーンとして周りから注目されながらも、
服装等のセンスが微妙なところ。ダサダサのTシャツをジャージズボンにインしたり、
赤い水筒を斜め掛けしたり。しかもキャラクターグッズのセンスが千早と同じという(笑)。
一方で着物・袴姿の広瀬すずと松岡茉優はまさに大和撫子! 美しい!!
日本が世界に誇れるジャパニーズ・ビューティと言っても過言ではないでしょう(笑)。
それはともかく、ストーリーは爽やかな青春映画となっていて★4つ。
なお、『下の句』公開イベントでは続編制作が発表されたようですが、
『下の句』の終わり方は完結しても、続編があってもOKというようなカンジです(笑)。
久しぶりに映画を観に行きました。『ちはやふる 上の句』。
公式サイト:映画『ちはやふる』公式サイト(上の句)
この映画、興味はあったのですが、上の句と下の句(前編/後編)の
2部構成になっているので、2回行くのが面倒だな・・・と。
でも下の句の公開が近くなったので、重い腰を上げました(笑)。
この映画に興味を持った理由は広瀬すずが主役だから(爆)。
ま、半分本当ですが、いつぞやは裏方スタッフを馬鹿にするような
発言があったようで、ちょっと引いていたのですが、
それでもカワイイことはカワイイ!(笑)。
もう一つの理由は高校生の競技かるたというマイナーなジャンルの話だから。
ワタシ自身は百首を暗記しようなんて気がまったくなく、
十首ぐらいを覚えているだけ。
母は子供の頃、ほかに遊ぶことがなかったからか、
全部覚えているみたいですが。
あと覚えているのは、読み札の「蝉丸」。
お坊さんなのに一人だけ帽子(?)をかぶっているので(笑)。
もう一つは「法性寺入道前関白太政大臣」。
名前が漢字で12文字と一番長いので(笑)。
詠んだ歌は覚えてません(爆)。
さて、本作のストーリーは高校生になった主人公の綾瀬千早(広瀬すず)が
ゼロからかるた部をつくり、東京都予選に挑むというもの。
かるた部の5名がそれぞれ個性的で面白い。
あと、千早が小学生の頃、一緒にかるた取りをしていたが
福井県に引っ越していった綿谷新(真剣佑)も絡んできます。
千早のストレートな行動が爽やかで、競技後に白目をむいて気絶するところがコミカル。
かるた部5人が山登りして「田子の浦に うち出でて見れば 白妙の
富士の高嶺に 雪は降りつつ」(山部赤人)という歌を詠み、
千年前の人が見たのと同じ風景を見ていることに感動するシーンに
ワタシもちょっと感動。
マイナーなジャンルなので、百人一首/競技かるたについての解説もアリ。
知らない人は知識を得ながら楽しめます。
ストーリー展開が面白く、ドリンクを飲むのを忘れて見入ってたまま、
映画が終わってしまいました(笑)。
エンドロールのあとには下の句の予告編が続くので、最後まで観ましょう。
評価は★4つです!
久々の映画鑑賞。『信長協奏曲(コンチェルト)』を早々に観てきました。
月曜割り引き(1,100円)で(笑)。
映画公式サイト:映画『信長協奏曲』公式サイト
もともとは石井あゆみによるコミックが原作で、
『ゲッサン』(小学館)創刊号(2009年)から連載。
2014年にフジテレビがテレビドラマ化。
現代人の高校生サブローが戦国時代にタイムスリップして
顔が似ていることから織田信長の影武者となるが、
家来たちの人心を得て信長として成長していく。
テレビドラマでは現代人的思考のサブローが当時としては
革新的な振る舞いをするのが面白かったのですが、
最終話では中途半端なところで終了。続きは映画で、という寸法。
当時は「ふざけんな!」と思ったのですが、結局映画を観ることに(爆)。
最初の5分でテレビドラマのまとめ。
その後は安土城を建ててから本能寺の変まで。
大掛かりな合戦の映像も撮られており、
カネはそれなりにかかっているんだろうなぁと思いつつ(笑)、
テレビドラマで感じられた現代と戦国時代のギャップによる面白さはまるでなく、
いかに信長の最後をまとめるかという内容になっていました。
秀吉の残虐な行為がそこまで映像にするのかと思ったりもしましたが、
最終的には物語としてなんとかまとめたな、という感じ。
そんなワケで、★は3つ。それなりに楽しめましたが、それ以上でもなしといった感じ。
映画『進撃の巨人(後編) End of the World』を観に行ってきました。
公式サイト:映画『進撃の巨人』公式サイト
シルバーウィークまっただ中ということで、朝イチの回に行って正解。観客は少なめ。
上映後はかなりの人がカウンターに並んでいました。
さて、映画ですが、ネタバレするとまずいのであまり何も書けませんが(笑)、
後半、意外な展開があってそれなりに楽しめました。
長谷川博己演じるシキシマが反乱軍を企てて、巨人を阻む壁の修復を行なおうとする政府軍と対立。
政府軍の三浦春馬演じるエレンはシキシマの誘いを断り、対決する・・・。
ワタシは原作を読んでいないので、全くストーリーを知らないまま映画を最後まで観たのですが、
映像表現はともかく、ストーリー的には思っていたよりもあっさりしていたかな、と。
ただ、終盤で意外な人物が意外な姿で現れたのにはビックリ、面白い展開でした。
そんなワケで★3つ。
それにしても、「End of the World」って「世界の終わり」=「SEKAI NO OWARI」やん!
主題歌を歌うグループをサブタイトルにするって・・・。
映画『ミッション:インポッシブル ローグ・ネーション』を観てきました!
公式サイト:『ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション』公式サイト
いつもは1,100円となる月曜日に映画に行くのですが、
スタンプがたまって無料になるので、月曜日を外して
今日、観に行った次第。
夏休みなので高校生とおぼしきグループが多くて
チケット取得にいつもより時間がかかりました。
それよりも駐車スペースを探すのに四苦八苦し、
いつもは屋根のあるところに留めるのですが、
今回は屋上に駐車するハメに。
それはさておき、映画『ミッション:インポッシブル ローグ・ネーション』。
ストーリーは公式サイトを見ていただくとして、
やはり見どころはトム・クルーズのスタントなしアクションでしょう。
しょっぱなでTVCMでも見られる軍用飛行機に飛び乗るシーンが出て、
「え、もう?」という感じでしたが、その後もバイクチェースシーンや
水中シーンなどなかなか迫力がありました。
トム・クルーズ演じるイーサン・ハントが敵の首謀者に追いつめられながら
最後に逆転劇を演じるシーンはちょっと笑えました。
イーサン・ハントの敵はバカスカ殺されたりするのですが、
ひどい暴力シーンとか残忍なシーンはないので、安心して映画を楽しめます。
そんなワケで、★3.5。
映画『進撃の巨人(前編)』を観てきました。
原作コミックなどは見ていないので、先入観なしで。
公式サイト:映画『進撃の巨人』公式サイト
正直なところ、前・後編に分かれている映画は
前編で話が終わらず、後編までモヤモヤが残るので
あまり好きではないのだけれど(笑)、
それでも面白そうなので観ることに。
前編は戦闘・アクションシーンが面白ければいいや、という感じで。
ストーリーは公式サイトを見ていただくとして、
ワタシ的にまず注目したのが巨人たち。
ほとんどの巨人がだらしない体型で、髪型も多くが現代人風。
設定上、性器や乳首がないことになっているので、
ハダカでも映倫に合格しています(笑)。
ただし、巨人が人間を喰ったりするので、PG12指定。
巨人は無慈悲に人間をかじったり丸呑みにしたりするのですが、
巨人を人間に、人間を魚や小動物に置き換えると、
小動物は人間をこの映画の巨人のように見ているのだろうかと、
ふと思ったりしました。
映画の中で巨人は自力で人間を捕まえて食べますが、
実際の世界で人間は様々な機械や道具などを使って大量に捕獲したり
自然を破壊するだけに、巨人よりも始末が悪いかもしれませんね。
ワタシ的にはハンジ役の石原さとみの演技に期待していたのですが、
原作のキャラクターに合わせたのかどうか、石原さとみのキャラとは
ちょっと違うようで、イマイチな感じでした。
むしろ、ワタシ的にあまり好きではない水原希子が
ミカサ役としてなかなか役にハマっているように感じました。
あと、エンドロールで高橋みなみ(AKB48)の名前がありましたが、
どこで出ていたのか気づかず、ビックリ。
こんなところですが、後編ももちろん観に行く予定。
『JURASSIC WORLD(3D吹替版)』の試写会に当選したので行ってきました。
公式サイト:映画『ジュラシック・ワールド』公式サイト あのテーマパークが、遂にオープンする。 8月5日[水]
前シリーズの『JURASSIC PARK』(1993年)以来の3部作は
全て映画館で観ており、DVDも持ってマス。
何といっても第1作目に感動。CGにより恐竜がリアルに動くさまに。
また、発掘された恐竜の化石からDNAを抽出して恐竜を復活させるというアイデアにも。
さて、本作は予告編を見る限り、前作シリーズを超えているとは思えず、
観ようかどうか迷っていたところ、試写会に当たったので超ラッキー。
タダで観ることができました。しかも3D。
さすがに前シリーズは2Dだったので、その点だけは少なくとも進化しています(笑)。
さて、ストーリーですが、20年前のジュラシックパークの跡地に
新たに作られたジュラシックワールドは、1日2万人以上の来場者がある
人気テーマパークとなっているのですが、観客を飽きさせないように、
新たな種類の恐竜を生み出し、それが逃げ出してひと騒動を起こすというもの。
映像は3Dだし、リアルっぽくて迫力があったのですが、
ストーリーは前シリーズと似たようなもの。
前シリーズを知らない若い人たちには新鮮で面白いかもしれませんが、
前作を知っているものとしては、あまり高評価は差し上げられませんな。
あと、ドーム型施設が壊れたことにより翼竜がそこからたくさん飛び出て
来場者に襲いかかるのですが、いつのまにか翼竜への対処が終わらないまま
映画が終わってしまいます。翼竜が檻の外に出るということは、
ジュラシックワールドの島の外にも行けるわけで、その状態を放っておいて
平和が訪れた幕引きというのはちょっと・・・。
あと、メインの配役の声優が玉木宏さんと木村佳乃さんで、
木村さんは最後のエンドロールが出るまでだれが声優だったのか気づかなかったのですが、
玉木さんはすぐにわかりました。ただ、実際の俳優と玉木さんとのイメージのギャップというか
違和感を映画を観ている間中、ずっと感じました。
そんなワケで、第1作当時の感動には遠く及ばないものの、
それなりに楽しめる映画ではあります。そんなところで、評価は★3.5。
映画『HERO』を観てきました。
TVドラマも映画の1作目も全て見ているので、その流れで。
公式サイト:映画『HERO』公式サイト
ストーリーは公式サイトを見てもらえばと思いますが、
木村拓哉演じる久利生公平の担当事件がネウストリア公国大使館(架空)に
関係があるとして、治外法権をものともせず、事件の真実を追究。
東京地検城西支部の検事・事務官のキャラを立てていて、
クサイと言えばクサイけれど、まぁ、それがこのシリーズの味なので。
ただ、ペタンクというスポーツで投げた球が
宇宙の映像に切り替わるのはちょっとウザかった(笑)。
最後に松たか子演じる雨宮舞子と久利生がどうなるのか・・・
は、控えておきましょう(笑)。
期待以上でもなければ以下でもないといったところで、★3つ。
『攻殻機動隊 新劇場版』に引き続きハシゴして観たのが『イニシエーション・ラブ』。
公式サイト:映画『イニシエーション・ラブ』
前田敦子さんのファンというワケでもなく、ものすごく観たかったワケでもなかったのですが、
1980年代当時(映画では1987年前後)の風俗を振り返りたくて観た次第。
当時はDCブランドが流行っていて、ダブダブのスーツやジャケットが流行ってましたねぇ。
主役の松田翔太の服装や髪型はまさに当時の流行。
また、若者たちはテニスに海にクルマ。クリスマスイブはシティホテルでお泊まり・・・。
ちなみにエンディングで80'sの流行りアイテムなどがいくつか紹介されます。
なお、松田翔太のクルマではカセットテープを取り出してB面にひっくり返してましたが、
いくらなんでもカーステレオにオートリバースはついていただろうに。
(今の若者にはカセットテープとかオートリバースはわからないかも。)
まぁ、これはA面/B面を強調するための演出なのでしょうけれど。
「ラスト5分のどんでん返し」とは何なのか???と期待していたのですが、
あー、こういうことね・・・。モヤモヤしたわけではないもののスッキリもせず。
まぁ、2回観たいとは思いませんでした(笑)。
首題映画を観てきました。
公式サイト:映画『攻殻機動隊 新劇場版』
1995年のオリジナル版『攻殻機動隊』を観ているので、本作も観てみようと。
旧作のストーリーはもうすっかり忘れてしまったけれど(笑)、
独特の近未来観とアジアテイストのBGM、そして何といっても「光学迷彩」が新鮮でした。
一応、本作の設定は2029年ということになっているのですが、
データ接続に有線を使っていたり、パソコン(あるいは端末?)の操作にキーボードを使っているのは
時代遅れ的な気もしますが、どうなんでしょう?(笑)。
ちなみに光学迷彩は本作でも登場します。
正直なところ、ストーリーはわかりづらいところがそこかしこにあって、
ちょっとモヤモヤ感が残ってしまったのですが・・・。
ま、このテの映画が好きな方は公式サイトを見るなど
事前準備をしてからドーゾ(笑)。
あと、チケットを買うときに「複製原画セット」なるものをいただきました。
カット袋も当時のものを再現しているとのことです。
なんとなくコレが一番面白そうかなぁと思って観た映画『ビリギャル』。学力レベル最低のギャルが慶応大学に受かるまでのストーリー(実話)
ではあるのですが、偏差値40も上げるモチベーションや努力はどんなものだったのかが知りたかったので。
公式サイト:映画「ビリギャル」| 公式サイト
実際に映画を観てビックリしたというか感動したのが、ビリギャル/工藤さやか(有村架純)の母(吉田羊)と塾講師(伊藤淳史)がさやかのことを
ポジティブに、前向きに、一人の価値ある人間として認め、信じていること。だからこそ、父(田中哲司/三重県出身・仲間由紀恵のダンナになった人。笑)
や担任の先生(安田顕)に人間のクズ扱いされても、それを発奮材料として頑張ったというところでしょう。
原作者の坪田信貴氏が「この話は受験の話ではなく、家族の話です。」と公式サイトで語っていますが、まさにその通り。ストーリーの端々で涙ナミダ。
2013年末のhttp://blog.goo.ne.jp/ikeda_hiroya/c/aa0ad3062a439689beba03a3c15efa72/1">『利休にたずねよ』以来の★5つ!
ところで、役者の演技について見てみると、ビリギャル/工藤さやか役の有村架純は金髪のギャルから真面目な受験生までを演じています。
ギャル時代に少し違和感がなくもないですが、旨く演じていると思いました。特に、慶応大学の赤本を見て絶望し、塾講師に名古屋弁でキレるところはイイ感じ。
塾講師役の伊藤淳史は爆発力はないものの、理想に向かって静かに突き進む役を好演。
母親役の吉田羊はキツめの女性キャラの役が多いですが、本作では家族を信じて支える控えめながら芯のある女性を好演しています。
父親役の田中哲司も自分が叶えられなかったプロ野球選手の夢を息子に託すスパルタ親父を好演。
担任教師役の安田顕は、見事にイヤミな教師役を好演。なお、最後の最後で面白いシーンあり。
こうみると、いずれもハマリ役で、見事な配役と言えると思います。
『風に立つライオン』の試写会に当選したので行ってきました。
公式サイト:映画『風に立つライオン』公式サイト
さだまさしが1987年に発表した楽曲『風に立つライオン』はアフリカ・ケニアで国際医療活動に従事した実在の日本人医師/柴田紘一郎(映画では航一郎)をモデルにしており、この曲に惚れ込んだ俳優/大沢たかおが『風に立つライオン』の小説化・映画化を熱望したことで、今回のプロジェクトが始まったとのこと。
長崎大学病院の医師/航一郎(大沢たかお)は恋人/貴子(真木よう子)と別れてケニアの研究施設に派遣され、研究と臨床の日々を過ごすが、現地の赤十字病院へ1カ月の派遣要請をされる。そこでは内戦で負傷した大人や子供が次々と運び込まれ、彼らを治療することになる。
航一郎は患者となった子供たちに溶け込み、さらに日本人看護師/和歌子(石原さとみ)も加わって、孤児施設の設立を起案する。
・・・これ以上書くとネタバレになるので控えますが、大沢たかおはテレビドラマ『JIN』と同じく、前向きで正義漢な医師を演じており、まさにハマリ役。
石原さとみは英会話学校AEONのCMに出てるだけあり、流暢な英会話を披露してイマス(笑)。
なかなか感動的な作品ではあるのですが、前半部分では内戦で負傷した大人や子供を手術するシーンが何度もあるのですが、腕を切断するシーンが(映像は控えめに抑えているものの)あるのはワタシにはちょっと・・・。ただ、日本の裏側のどこかでは、実際に日常茶飯事的に行なわれているのでしょうね。
また、患者のなかには本当に腕のない子供や片脚のない大人が何人もいて、胸が痛みました。
公式サイトに書かれていますが、この映画のテーマは「バトンを繋ぐ」。このメッセージは明確に伝わりました。
榮倉奈々と豊川悦司主演の映画『娚の一生』を観てきました。
公式サイト:映画『娚の一生』公式サイト
クリント・イーストウッド監督の『アメリカン・スナイパー』も面白そうだったのですが、
『娚の一生』はロケ地が三重県だということで、コチラに決定。
ただ、ワタシの住んでいる鈴鹿市近郊ではなく、伊賀市と南伊勢町がロケ地だったようです。
映画館には『ロケ地&観光周遊マップ』が置かれていました。
それを見ると、伊賀市では伊賀市役所や上野総合市民病院、オークワ ジョイシティ伊賀上野店、
モクモク手作りファーム、島ヶ原駅、月ケ瀬口駅など14箇所がロケ地として使われています。
伊賀市民ならこの映画を観るとかなり楽しめそう。
ちなみに南伊勢町では4箇所。あと、津市競艇場も映画に出てきていました。
残念ながら、私が知っているところは一つもありませんでしたが(笑)。
さて、映画。原作は西炯子著の同名コミックらしいのですが、ワタシは全く知らず。ストーリーは
東京で忙しくキャリアを積み、辛い恋愛をしていた女性・堂薗つぐみ(榮倉奈々)は、
なにもかもに疲れ、仕事を辞めて祖母が暮らす田舎の一軒家でひっそりと暮らし始める。
期せずして迎えた祖母の死をきっかけに、そこで独身の大学教授・海江田醇(豊川悦司)と出会う。
生前、祖母から鍵を預かっていたと言う海江田。つぐみに好意を抱いたと、
強引にその家の離れに住み込むことに。最初は歳の離れた男性の求愛に戸惑いを感じるつぐみだったが、
次第に心を開いてゆく―。
主役の榮倉奈々は身長170cmで女性としては長身だと思いますが、豊川悦司が186cmもあるので、
違和感なく見ることができました。映画内容とは関係ありませんが(笑)。
TVの予告番組ではトヨエツが榮倉奈々の足の指を舐めるシーンを放送していて、
公式サイトでもそのシーンをトップのイメージとして使っていますが、
実際のシーンは期待(?)ほどのものではなく、また、その後の展開も・・・。
むしろ、映画冒頭で榮倉奈々の上半身はだか(といっても後ろ姿)のシーンがあり、ビックリ。
なんといっても面白いのが海江田醇役のトヨエツ。
傍若無人であり、こすいところもあり、その一方で子供のしつけには厳しいという、
非常にユニークなキャラクター。最初はイヤミな人間に思えていたのに
だんだんその人柄がわかってきます。
50過ぎのオヤジが若くて綺麗な女性をゲットできるという夢を抱かせてくれる映画(爆)。
女性的にはどう評価するのでしょうか?