田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

野山を駆けめぐり 仙人のように薬草を知り尽くしたい

2008年09月02日 | 日記
9月2日(火) 曇り 晴 雲は多いが太陽が出る 午後から雲が多くなる

早朝に起き出して外に出てみる。
蜂の巣を処分しなければいけないのだが・・・・
意外にも明るいので今日は取りやめにした。

錦木の植え込みに沿って歩いてみると、小さな虫がいるのを見つけた。
カミキリムシの幼虫なのかそれともこの小さな数ミリで成虫なのだろうか?
名前は調べてからUPすることとにして今日は写真だけを載せよう。
右下の白いのはカメムシですが個体名は判りません。
何れにしても宝石のような美しさをもった虫たちです。
カメムシも白磁のブローチとして如何でしょうか?


午後は町公民館で開かれる「消費者の会」主催の『身近な薬草・木』というタイトルで勉強会が開かれた。
開場に着くと意外に小さな部屋が会場になっていた。
会員以外は俺だけだったようだ。
20人くらいの参加者が揃い先生は佐久市岩村田の市川真人氏となっている。
かれは西洋医学の薬剤師と漢方も専門だという。
部屋での勉強を終えてから周辺の原っぱなどへ出向きそこら中にある草が薬草になることを話してくれた。
今日の講座は入門編としては安全な薬草茶の作り方までをやった。


4時過ぎには全てを終えて家に向かったが手前の集落から山へ分け入り、今日習った薬草の効能などをみながら花を愛でた。
ボタンズル(牡丹蔓)が花が僅かに残っていた。
この花は毒草で葉も含めて皮膚に直に触れるとかぶれるそうだ。
良薬口に苦しではないが、毒の作用を利用デイ神経痛、リューマチには効くそうだが、体質によるので充分気をつけて欲しいそうだ。


山道を軽トラで走ると低いところに少しだけ色づいた実が沢山成っている木を見つけた。
近寄るとサンショの実だったが、まだ完熟まではいっていない。
二粒千切って口に入れてみると香りがよい・・・ガリガリ噛でいると舌の先が痺れ次に唇までが痺れてきた。
これは胃薬として重宝され食後30分いないに2~3粒食べると消化をたすけるという。


同じ場所の向かい側には『ウマブドウ』があった。
ウマブドウは副作用もなく、とても良い薬草だと云う。
効能は特定の病気や病状に効くのではなく、人間のからだを本来の姿にする。
言い換えれば免疫力を高める、生きる力を強める、そんな働きがあると云われてる。
町内でも多くの人が焼酎漬けにして健康酒として愛飲しているそうだ。


だいぶ細い道を進みススキの原にでると脇にワレモコウが数本あった。
写真を撮ろうといろい構図を錬っているとなんとなくうなり声がした。
蜂の羽音のようだ警戒しながら探すと目の前に黄色い巣に蜂が沢山取り憑いていた。
そーっと軽トラに乗り込み少しだけバックしてから窓を開けてパチリ・・・
ここは道の脇でもあり歩いてきたら必ず襲われていただろう。


ミツバチなら肩凝りに効くそうだが・・・・
アシナガバチは相当な毒を盛っていそうで・・・“蜂会わせ”はしたくない。
コメント (8)
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