田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

秋の野草 清楚な粧いが嬉しい

2008年09月12日 | 日記
9月12日(金) 快晴 風は暖かかく感じる

午前中は公民館へいき巡見道マップの基本とする町の東部の地図1/5000の使う部分をコピーした。
A2サイズで必要事項を書込、最終的にはA4サイズで配布をしたい。
大きいサイズからA4を見ると意外に小さいのが気になった。

帰りに俺の住む集落近くまで来たが、日曜日に道普請があり草刈もするので山道の脇に咲く花も刈られてしまう。
集落を取りまく山道に入ると直ぐに道の脇にシソ科と思われる花が咲いていた。
普段見る物よりも花の数が少なく大きく見える。
図鑑を見ると“コシヲガマ”と言い「コノハグサ科」となっている。
説明文を見ると『他の植物の根に寄生する半寄生植物で特定の植物に寄生しない』とあり、数が少ないと書いてある。
草刈に刈られてしまえば一年草なので種が残らない、刈り取らないように明日中にこの地区担当の人頼んでおこう。


急さかを登り切ると五差路になっていて右に進む。
ここからは沢山の花が両脇を埋めていて嘗ては水路だっとことを思わせる。
アザミが咲いているのを見つけ車から降りて写す。
しかし、よく見ると葉は細くアザミのように刺々しくない。
図鑑を持ってくれば良かったが・・・・・
家に帰ってから調べると“タムラソウ”(キク科)となっている。
今まではノアザミを多く見たが花がひとつだけなのも特徴なのだろう。


明るくなる手前には“シシウド”(セリ科)だろうか?
遠目にはヒヨドリソウと似たようなものだが花の咲き方が違う。


一端明るい処にでると咲いている花も替わり背丈が大きくなる。
直ぐに樹が生い茂るところに入ると又も白い花が群生している。
風にゆらぐ木漏れ日に映し出される白い花が綺麗だ。
“アキノタムラソウ”(シソ科)似たような花が沢山あるが名前は第一印象で来ているのでコワイ


開けた処に出る手前には白い花が見える。
これもシシウドと似ているが・・・・
図鑑を見ると“マルバフジバカマ”(キク科)となっている。
写すときにはできるだけ葉も一緒に写り込むようにしているが花の名前を当てるのは蝶と同様難しいものがある。


明るい処の十字路になったが右に行くと集落の下班にいく、左のススキの中を突き進めば一番高い960mまで一気に登り勾配となっている。
右側には実は小さいが甘みが強い“ヤマクリ”が成っていた。
昔は水路の補修に栗の木を使ったため周辺に沢山植えたそうだ。
クマや猿がこれを求めてくるのは時間の問題だと云われている。
残さず人間が収穫することが一番の対策だと思うが。


ここで半分のコースまで来たことになる。
既に1時を過ぎているし家では昼飯を待っているだろう。
気になる花もあるが今日はこのくらいにしておこう。
花の名前が違っているかもしれない、先達の皆様方から、正しい名前を教えていただくこともブログ冥利につきる。
コメント (7)
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