田舎暮らし山裾の日々

信州に移り住み16年 山裾になじむ今日この頃 ECOな生活“循環型社会”を志し 昔と今の田舎の生き方を愉しむ

皇女和宮御膳 如何ですか 中山道ウォーキング

2008年09月26日 | 日記
9月26日(金) 雨  昼には上がり陽射しがある 午後気温が下がる 

夜中は雨音が激しく風も強く吹いている。
朝になって風はだいぶ治まっているが雨は降り続いている。

今日の予定は草刈りした草を集めることを考えていたが雨で中止とした。
午前中の作業はTV信州のレポートを仕上げることにした。
テーマは《夢で磨く自分発見 ~長野大学のチャレンジャーたち~》となっていた。
大学の宣伝VTRと思っていたが、送信側もそのようなスタンスで編集しているようだ。
嘗ての勤め先でも大学宣伝Vを作りDVDにして全国主要な高等学校へ配ることをした。
当時は大学入学生18才人口減少を見越しての、学生を集めることは死活問題とされていた。
その後は集まった生徒を如何に無事に卒業させることに躍起になっていた。
親の世代が替わり、教育と職業を繋げる考えが常識化して子どもが大学を卒業しても職業に就けないことに不満を持つようになった。
それが、今の大学の職業訓練型・就職予備校化となった原因だろう。
レポートは昼前には送信して今月のノルマは終わった。

昼過ぎには雲にかくれていた浅間山は姿を現した。
いつもの窓からの景色だが雲の姿が変わることで日々新鮮に感じるのが嬉しい。
町では稲刈りが始まっているがここ山裾の集落ではまだ先のようだ。


南南東の空も黒い雲が風に追われ青空を覗かせた。
一つの視野の中にいろいろな雲が別の方向に動いているのがよい。
まるで個性を持っているかのように下の黒い雲は南へ大きな塊のグレーの雲は東北へゆっくりと動いてる。


5時半過ぎに外へ出ると温度が下がっている。
寒冷前線が通過したのか、浅間の山は僅かに陽が射して稜線がかっきり見える。
頂上は雲の中だが僅かに紅に染まる雲を横に上には再び黒い雲が押し寄せて来ていた。


役場へ向かうときには南の山の上には黒い雲が押し寄せ、僅かの隙間に夕日に照らされた雲が見えた。
軽トラの窓からパチリ・・・前照灯を点けて役場へ向かう。


役場では11月15日に開く『秋の中山道 ウォーキング in たてしな』と題して中山道芦田宿のイベントがある。
これは10月1日から参加者の募集をするのだが、会費は3500円と少々高めと思われるだろうが・・・
かの天璋院篤姫(てんしょういんあつひめ)ならぬ、皇女和宮が江戸へ向かう折我が町芦田宿で昼飯を摂った其れを復元するという。
『和宮御膳』なるものを食せることになっている。
そんな・こんなで山裾も一役を担いご接待係という役が廻ってきた来たようだ。
兎に角、江戸東京からお客様を多く来ていただくために・・・・やがてはこの町に移り住んで住んでいただこうという。
是非ぜひ 沢山の方に参加をお願いしたいものです。
申込は10月1日から立科町町づくり推進課 0267 56 2311となっている。


簡単な話を聞き次は商工会ユーユーたてしなの会合に出た。
今晩は都会の中学生を町へ招き町内の過程で一日をすごす『ホットステイ』の参加者の集まりとなっている。
拙宅では今年は3回しか受け入れて居らず肩身の狭い立場で参加した。
皆さん自慢の受入プログラムを発表しても賑やかな会も予定の時間8時を越して散会となった。
家に戻ると寒い外の気温はだいぶ冷えているようだ。
明日の朝の最低温度は10℃だという。
晩飯は済ませてきたのでお茶と果物をいただくが・・・・
果物のくの字だけで自分の椅子に座り込む愛息Salaをパチリ・・・
カメラ目線もとらずただただMの手先を注視するのみでした。
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

幸せがはんぶん 虹のいわれ

2008年09月26日 | 日記
9月25日(木) 曇り 薄日が射し青空も出る 夕方一時小雨  風が強い

目覚めと共に東の窓を見ると雲が何層に重なり太陽は見えない。
浅間山は雲の中に静かに浮かび頂上付近を薄い煙のような雲に隠されている。


朝飯を片付けてから午後のダンボールで作る生ごみ堆肥の実習で話すことを箇条書きにした。
次には外に出て持っていく道具と材料を調え軽トラへ積み込んだ。
Mはでかけるから昼飯は勝手に摂ってくれと言いサッとでかけた。
庭に出たついでに一回りしてみると、北側のロックガーデンの上にある斜面では狸(だろう)が巣の中の土を掻き出したようだ。
大雨が降った翌日は新しい土が巣穴から掻きだれているが・・・・
このところ雨は降っていない?


午後1時に間に合うように役場のバス車庫へ向かう。
実習はダンボールに腐葉土と米糠を入れ撹拌し、そこへ生ゴミを入れて微生物の働きで堆肥化にする実習だ。
既に数回実施しているので今日の希望者は9人で、当日参加が数名いたようだ。
風が少しだけ強かったが、雨も降らずよかった。


3時半には全て片付けまで終えて解散となった。
帰りに遠回りだが立科町の西の玄関、中山道・笠取峠「松並木公園」に寄ってみた。
ここには茅葺きの屋根の建物が点在するが劣化が激しい。
町はこれを瓦葺きにするという、茅葺きは職人が少ないた仕方が何のだろう。
町のHPでは・・・
http://www.town.tateshina.nagano.jp/b03_gyousei/20_kikaku/zaisei/kouzi/kouzi.html
松並木公園トイレ屋根及び休憩処屋根葺替工事
茅葺屋根撤去→瓦葺屋根への葺き替え(トイレ屋根51.5平方メートル及び休憩処屋根33平方メートル)第1四半期  教育委員会 となっている。

トイレは少し前は小便器もなく昔の溝に向かう式で目線の高さに木の棚があった。
これは一人用の便器が4つ並び少しだけ綺麗にしてある。
屋根はご覧のとおりい頂部は動物(ムササビ?リス?)でも巣を作っているかのように崩れている。
工事期間は5月の下旬から7月下旬となっているが・・・だいぶ遅れているようだ。


休憩所の四阿も同じように茅の状態が酷いものだ。
瓦屋根に葺き替えると言うことだが屋根の構造から直さなくてはならないのだろう。


家に戻ったのは4時半近くなってしまた。
7時からは「たてしなエコ・クラブ」の定例役員会がある。
11月には軽井沢町御代田町立科町の合同公民館研修発表会が開かれ、立科町はエコ・クラブが活動報告をしろと云われている。
会の運営は公民館からはなれているが、町民の自主的活動と公民館の協働することがヨロシイらしい。
いろいろ考え方は有るが、会議のテーマを読み直していた。
5時ころにMが戻っていて、南の方角に虹がでている・・・・と声を掛けてきた。
素早くカメラを手に取り外へ出た。
いつもの集落の東の山から立ち上がり初めは短かったがだんだんと上に伸びている。
半円までは見えないが高さのあるアーチの半分が見えた。
虹を見ると幸せになると言うが半分だけ幸せなのだろうか?

            《半分幸せな虹》


コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする